先日430MHzようのコリニアアンテナをブログに掲載しましたがいかがでしたか?
今年(2017年)になってからQEX誌の記事に触発され製作をし始めたのですがいろいろと楽しめそうなので作っています。ここで私が現在試している加工法についてまとめておきましたのでご興味のある方はお試しください。
5D2Vでも作成しましたが基本は同じです。ただし熱収縮チューブのいいのがなかったので8段までとして手持ちの2mの塩ビパイプに入れて加工しました。
7K3DiW佐藤OMにいただいたマニュアルをまねて書いたのですがこの図が結構時間かかりました。
ほしい方はコピペでお使いください。
位相整合部もエレメントも、網線の端までの距離が重要で固定させるロッド(FRP製の釣り竿などがよい)長さによって周波数と段数を選んで進めてください。
ここからが本当の加工です。
性能ばらつきはこの網線加工の精度によるところが大きいそうです。ある記事でははんだを付けた後カッターで正確に繰り詰めているのもありましたがかなり難しそうです。エレメント長を短くする際にそのような感じで切り詰めました。
これが今回紹介したかった原OMご提案のマーカーです。構造は簡単ですが記事にも合った通り、非常に精度が上がり段数を増やすのも苦になりませんでした。
そしてもう一つ必須なのがこのケーブルストリッパーです。慣れてくると非常に簡単に使用できます。中国製らしくなにせ安い!
ギャップを正確にとるためにもこの残しておいたPE絶縁物ははんだ付け時に軟化して、ちょうどスペーサーの役目をしてくれ、短絡は見受けられませんでした。
佐藤OM,マニュアルの一部を拝借しました。最後に
以上
原典の不思議な(?)バランは分岐導体バランと呼ばれるようです。
実験途中だったし、記事では難しくなるので結線しませんでした。
(普通のQマッチになっていると思われる。調整法もよく分からな
かった…)。
グーグルBOOKSで分岐導体バランで検索して下さい。東京電大の
書籍が出てきます。(著者はJE1BQE根日屋さん)
>https://books.google.com (この場合)
しかし、JO7TCX局、JH4VAJ局が実験されています。ホームページを
検索してみて下さい。
実際に試してみると、ジャンパ線の取り廻しでSWRが変化した事から
JO7TCX局の内容が正解だと思います。(同軸の編線側とジャンパ線の
線間でCを構成していると思われる。ジャンパ線の線間を保持する
方法が分からないんですよね~)。
コメントありがとうございました。
同感です。エレメントのはんだ付けにいいアイデアだと思います。参考文献も見ました。よくまとまっていますね。私は切り出した各エレメントの電気特性をNanoVNAで測定してつなぎました。繋いでしまうと何もできなくなるので。またアイデアがあったら教えてください。
コーリニアエレメントの加工法ですが、CQ誌4月号に記事を書きました。
まず同軸の網線側を半田で固め、同軸管のようにパイプカッターでカット。
正確な寸法取りの為、ベニア板で治具を作成。
以上、7~8年前から実践している方法です。この方が簡単では??
もちろんJH0IOI氏のQEX(別冊CQ誌)も持っております。
拝読しました、お役に立てて幸せです。
エレメントの段間の強化ですが 最近制作のコリニアにつきましては 機械的強度UPのため&ブチルテープ等接触による 誘電率変化で性能が思わしくない現象を排除するため 小さな?塩ビパイプか 5Dの外皮を切り出してきて 段間にかぶせたうえで雨仕舞や固定目的で薄くブチル巻きの上ビニテ巻きとしてます、この方がエレメントの様子を反映しやすいようです