こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

センサーコンロ

2008年06月11日 | 親の介護録
実家の台所を片付けようと行ったら、流し台に焦げた鍋が2つ水に冷やかしてあった。
「自動で消えた?」と聞いても鍋を焦がしたことを責められていると思った母は
「あとで、きれいにするから置いといて」と言うばかり。
父に聞くと、同居している弟が気がついて消したらしい。

TOHO GASの焦げつき消火機能付きのコンロに変えたばかりなのに機能しなかったのかと購入したガス屋に電話をしたら、すぐに来てくれた。

事情を話しながら、流し台の焦げた鍋をそのまま火にかけて見てもらった。

数分で弱火になった。
だが、少しすると、ボッとまた強火になり、その繰り返しになる。

こういう状態は「30分後に消えます」
と言われたので消火するのを確認するためにそのままにすることにして、いったん帰ってもらった。

何度も弱火になったり、強火になったりしながら鍋から少し煙が上りだした。
少し怖かったが、そのまま見守り続けた。
30分前に、先ほどの業者さんが確認に来られた。

30分後にガスは自動消火した

(煮物を火にかけっぱなしでも、なべ底が焦げつきはじめたら自動消火。空だきをを防いでくれます。)
という機能があるのに、どうして消火しなかったのでしょうと尋ねると
「鍋の中身の量が少なかったのではないか」と言われた。
何を焚いていたのか母は覚えていないので納得するよりしょうがない。

とりあえず、鍋が焦げただけで、火事までは至らない状態で消火するようなのでこのまま使い続けることにする。

火が大きくなったり、小さくなったりするのは、250℃になると自動で弱火になり、それ以下になった場合は、また強火になるとのこと。

料理をやめさせるわけにもいかず、最初の弱火で消火してくれるよいいなと思う。
他を片付けて帰る前に台所を覗いたら、母がガスを使っていた。
テレビを見ている顔とは違う生き生きとした表情が見える。


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