風とともに 

福島の汚染地域のひとたちがどうして避難(疎開)できないかアメーバで書いていたら突然削除されました

コワイ国です

すてきな在宅

2016-06-08 05:43:45 | 平穏死
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昨日は関西のリゾート地ともいえる奥池というところに在宅(訪問)にいってまいりました


そこは最低100坪以上というような立派なお屋敷だらけで
お金の心配をせずに在宅医療が展開できるという点ではよいのですが、


つづら折りの急な坂道と有料道路を抜けていかなければならず

頼まれても「いや、ちょっと・・・」とずっと避けていました><



しかし、昨日頼まれた方はわたしの神経内科の師匠ともいえる先生からの直接のご依頼


お断りするわけにはいきません><w




訪問してみると、芝を張った素敵なお庭に向かってご主人


「こんにちは~ ^^」とごあいさつすると

ニヤー・・・^^


認知症なので、だれが来たかとか

こどもさんのことも、奥さんのことも’だれ’ということはいえないのですが


すでに暴れたり(その方はさほど困った行為はなかったようです)、ややこしい時期は過ぎており、

ときどきみせる笑顔がすごくかわいいおじいちゃんでした ^^



一番うれしかったのが、


奥様が

最期まで家で看たい

胃ろうは反対

「わたしのいまの生きがいは主人の介護なんです」といわれたこと


ドンピシャです





最近病院を追い出されて仕方なく在宅




ってなひとが多かったため


高齢の奥さんであるにもかかわらず、ご主人をベッドに移すときの工夫などを熱く語られ、


ひさびさにこれぞ在宅!というような患者さん、ご家族にお会いできて大変うれしかったです ^^



「でも、ここ(生活)大変でしょう?」というと


「いえ、でも、非常に静かで、住めばすごくいいとこなんですよ ^^

うぐいすとかも鳴きますし」


たしかに静かな別荘地といったすごくいいとこで、住環境としては最高だけど、

通うのが大変・・><



うぐいすはうちといっしょだが、静かさでは完全に負ける><



一番聞いててうれしかったのが


「わたし、ひとりになってもここに住みたいんです ^^」と



やっぱり住み慣れた我が家がいい


その方は恵まれた方でしたが、


そういうのにかかわらず

自分の好きな家で最期までまっとうしたいという方のサポートをできることが在宅医冥利につきるというか


本当に幸せになれた1日でした



庭みると、こんな状態だったので、

(夏は1週間放置すると←こういう状態になります><
わたしが夏よく日焼けしているので、「先生、ゴルフですか?いい焼け具合ですね ^^」と患者さんにいわれるのですが、
「いえ、芝刈りです」というと「はあ・・・」ってな感じになります
しかし、ほんとうに芝刈り焼けです w)



わたしが刈ってあげようかな・・・^^;と思わず思ってしまいました



そろそろうちの庭もきれいにアジサイが咲く季節です








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