秋なぎさ よせる波の うれい笛
いまはもう秋、
誰もいない海、
知らん顔して、
人がゆきすぎても、
かと思いきや、
湘南のビーチはそれなりに、
先日は北の国から錦秋行脚、
大雪山のふもと、
ひと足早く秋をさきどり、
北の大地はすでに秋本番、
というかもう雪だよりも、
ここサザンビーチはまだ半袖、
秋の深まりは、
もう少し先なんだろう、
ぼんやり渚に腰を掛け、
寄せる潮騒をBGM、
烏帽子岩越しに水平線を眺める、
あの海の彼方、
地球の裏側に思いを馳せる、
サイモンとガーファンクル、
コンドルは飛んで行く、
本当に飛んでいるのか、
谷底を見下ろして、
この目で確かめてきたい、
ここから東にずっと進めば、
コンドルが飛んでいる谷間へ、
そして、
さらに東へ、
すると、
西から再びここに戻ってくる、
わかってはいることだが、
いつかはと、
引き出しの片隅に潜ませている、
航空便の手配やら、
現地の情報収集やら、
数か月前から準備はしてきた、
なんとか、
実現できそうな、
折り返し地点のない、
元に戻ってくる旅、
行けるのか、
いまはもう秋、
誰もいない海、
知らん顔して、
人がゆきすぎても、
かと思いきや、
湘南のビーチはそれなりに、
先日は北の国から錦秋行脚、
大雪山のふもと、
ひと足早く秋をさきどり、
北の大地はすでに秋本番、
というかもう雪だよりも、
ここサザンビーチはまだ半袖、
秋の深まりは、
もう少し先なんだろう、
ぼんやり渚に腰を掛け、
寄せる潮騒をBGM、
烏帽子岩越しに水平線を眺める、
あの海の彼方、
地球の裏側に思いを馳せる、
サイモンとガーファンクル、
コンドルは飛んで行く、
本当に飛んでいるのか、
谷底を見下ろして、
この目で確かめてきたい、
ここから東にずっと進めば、
コンドルが飛んでいる谷間へ、
そして、
さらに東へ、
すると、
西から再びここに戻ってくる、
わかってはいることだが、
いつかはと、
引き出しの片隅に潜ませている、
航空便の手配やら、
現地の情報収集やら、
数か月前から準備はしてきた、
なんとか、
実現できそうな、
折り返し地点のない、
元に戻ってくる旅、
行けるのか、
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