伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

伊方「原発震災」に備えを

2005-11-08 07:19:44 | 原発震災関連
●活断層と地震  プルサーマル燃料の使用は、わざわざより危険な方向に変わろうととする取り組みといえますが、もう一つ別の問題、いつ起こるかわからない自然現象がかつて考えられていた以上に危険であることが分かってきた問題が、地震の巣、活断層の問題です。  1978年に第一審判決があった伊方原発裁判の科学論争の頃には、原発と地震についての論争は仮想的なものでした。中央構造線は果たして伊方の沖合いのどの位置を通っているのかすら確定しておらず、政府側参考人が20kmも沖合いにあるのだ、という主張をしていた状況でしたし、そもそもある確率で活断層が地震を起こすリスクであるとは一般に認識されていませんでした。 . . . 本文を読む