伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

共同の会声明10/6

2006-10-06 15:09:40 | プルサーマル/MOX燃料
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                        2006年10月6日
          伊方原発プルサーマル計画の中止を求める愛媛県民共同の会
          【代表連絡先・幹事団体】
           愛媛地方労働組合連合会
              松山市三番町8-10-2 電話089-945-4526     
           愛媛労働組合会議
              松山市宮田町132   電話089-941-4500     
          【幹事団体】
           伊方原発等の危険に反対する愛媛県民連絡会議/
           愛媛原水協/愛媛原水禁/原発さよなら四国ネットワーク/
           環境市民/社会民主党愛媛県連合/新社会党愛媛県本部/
           日本共産党愛媛県委員会

   プルサーマル問題での県議会の対応に対する声明

1 県議会は自民党の発議によって、伊方原発でのプルサーマル推進決議を強行した。プルサーマルに対する県民の不安が顕著に表れた県主催公開討論会以降も、安全に関する何の新たな検証も行われていない。また、この9月県議会には、201団体・個人からプルサーマル計画に同意・了解を与えないよう求める請願、あるいは性急な結論を出さないよう求める請願が提出された。ここには、広く県民の中にプルサーマルに対する根強い不安のあることが現れている。にもかかわらず、これらの請願をことごとく不採択とし、県議会の名において「推進」を決議するということは断じて許されない。

2 決議案が主たる推進論拠としているのは、知事によって任命された伊方原子力発電所環境安全管理委員会技術専門部会が国の安全審査を妥当として知事に意見具申したことをあげている。しかし、これらの部会・委員会では、プルトニウムが一切漏れない前提に立ち、何らプルトニウムの被害想定も対策も検討していない。
異常な事態の度を超えていると言わねばならない。

3 県民の心配と関心の深い、地震とプルサーマルの問題については、国も県も何ら取り組みをせず「安全」をふりまくだけである。プルサーマルによって原子炉の老化・劣化が加速することは否定できず、そこに地震が重なる場合の危険性がいっそう大きくなることは明らかである。

4 伊方のプルサーマル計画で使用が予定されている高燃焼度燃料STEP2とMOX燃料の組み合わせレベルは、世界的にもまともな実績のないものである。伊方の「営業炉」をまさに「実験炉」に変え、住民を深刻な危険に巻き込むものである。

5 県内自治体への説明責任も果たされていない。原発での事故がプルトニウムを含んで起る場合の影響は、当然のことながら伊方町、八幡浜市に限られない。県内全ての市町を含め県境をも越えて、多くの市町村に直接深刻な影響を与える重大問題である。説明責任を果たすことは当然であるにもかかわらず、何ら果たされていない。

6 私たちは、今後もさらなる共同を広げて、プルサーマル計画の中止を求めるものである。
                    以上
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Yahooニュースより
伊方原発プルサーマル計画:県議会推進決議 「県民共同の会」が抗議声明 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061007-00000164-mailo-l38

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