僕も四電本社前に抗議文を持っていきましたので紹介しておきます。
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2010年1月14日
四国電力株式会社
千葉昭社長
「プルサーマルとはエネルギー無策です」
松山ピークオイル問題を考える会
代表 SGW
携帯090-####-####
EMail:###@###.##.###
●プルサーマルを推進することは1ワットも、新しい電気を送電網に送り出しません。
原発の出力はプルサーマル燃料を入れることで逆に減るとも伝えられています。供給側エネルギー政策としてみれば、これは全く何の変化も生み出さず、それなのにMOX燃料の価格は従来のウラン燃料の5倍10倍と高価なものです。
このような取り組みに電力会社が取り組み、ますます高価な電力を販売しようとしているのは愚かであり社長の経営能力が疑われます。
●四国電力は、迫るピークオイル危機に気付かず、エネルギー政策として無意味なこのプルサーマル推進に血道を挙げています。これでは消費者の心が離れるだけであり、ピークオイル危機に対して無策であったことへの厳しい批判を将来招くでしょう。
ピークオイルとは何でしょう?
今年のデトロイトのモーターショーでは、米国トヨタの副社長が、10年後に迫るピークオイル対策のためハイブリッド車をと、宣伝文句にまで使い始めています。
実際には2008年の世界大不況の引き金を引いた原油価格の暴騰とそれに続く乱高下は、石油生産の成長の限界、ピークオイル危機そのものの表れであったのではないかとも欧米では論争になっています。
国際エネルギー機関IEAは、安い石油の時代は終わった、エネルギー政策における従来シナリオはもはや存在しない、と警鐘を鳴らしています。
アメリカのエネルギー省が2005年に発表したハーシュレポートによれば、ピークオイルが始まる20年前から、あらゆる代替エネルギーの導入を必死で進めなければ、ピークオイル時の急速な需給ギャップ拡大を埋めることはできません。
石油資源のない日本が、来るピークオイル危機に無関心であることはむしろ喜劇です。
●宣伝だけの温暖化対策は無意味です。
散々コマーシャルで原発はCO2を出さないと宣伝していますが、実際には日本経団連の中でも電気事業連合会は温暖化対策に反対している急先鋒ではありませんか。
温暖化対策が必要だと認識しているのなら、なぜ四国電力は今ある石炭火力発電所を止めていこうという事業計画を提案しないのですか?
今動いている石炭火力を止めるという行動をとらなければ、どんなに口先だけ原発を、プルサーマルを推進しようが、CO2の発生量は1グラムも減りません。
●こんどはこちらから言わせてもらいます。電気が使えなくなってもいいんですか。
1ワットも追加の電力を生み出さないプルサーマル路線はまた、自然エネルギー普及を敵視することであらゆる変革を敵視する結果となっています。
このようなどんな変革も拒否する誤った原発政策、エネルギー無策は、ピークオイル危機と温暖化危機を通じて、経済と消費者の生命を危険に曝すものです。
こんな愚かな政策はただちに止めて、私たち消費者と向き合い、どんなエネルギーシフトの道を取ろうかという相談に取り掛かってください。
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さて、ピークオイル問題の概要はこちら(終了ブログ:ん!ピークオイル時代を語ろう)へどうぞ。
最近の情報はこちら(「ピークオイル時代」)
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2010年1月14日
四国電力株式会社
千葉昭社長
「プルサーマルとはエネルギー無策です」
松山ピークオイル問題を考える会
代表 SGW
携帯090-####-####
EMail:###@###.##.###
●プルサーマルを推進することは1ワットも、新しい電気を送電網に送り出しません。
原発の出力はプルサーマル燃料を入れることで逆に減るとも伝えられています。供給側エネルギー政策としてみれば、これは全く何の変化も生み出さず、それなのにMOX燃料の価格は従来のウラン燃料の5倍10倍と高価なものです。
このような取り組みに電力会社が取り組み、ますます高価な電力を販売しようとしているのは愚かであり社長の経営能力が疑われます。
●四国電力は、迫るピークオイル危機に気付かず、エネルギー政策として無意味なこのプルサーマル推進に血道を挙げています。これでは消費者の心が離れるだけであり、ピークオイル危機に対して無策であったことへの厳しい批判を将来招くでしょう。
ピークオイルとは何でしょう?
今年のデトロイトのモーターショーでは、米国トヨタの副社長が、10年後に迫るピークオイル対策のためハイブリッド車をと、宣伝文句にまで使い始めています。
実際には2008年の世界大不況の引き金を引いた原油価格の暴騰とそれに続く乱高下は、石油生産の成長の限界、ピークオイル危機そのものの表れであったのではないかとも欧米では論争になっています。
国際エネルギー機関IEAは、安い石油の時代は終わった、エネルギー政策における従来シナリオはもはや存在しない、と警鐘を鳴らしています。
アメリカのエネルギー省が2005年に発表したハーシュレポートによれば、ピークオイルが始まる20年前から、あらゆる代替エネルギーの導入を必死で進めなければ、ピークオイル時の急速な需給ギャップ拡大を埋めることはできません。
石油資源のない日本が、来るピークオイル危機に無関心であることはむしろ喜劇です。
●宣伝だけの温暖化対策は無意味です。
散々コマーシャルで原発はCO2を出さないと宣伝していますが、実際には日本経団連の中でも電気事業連合会は温暖化対策に反対している急先鋒ではありませんか。
温暖化対策が必要だと認識しているのなら、なぜ四国電力は今ある石炭火力発電所を止めていこうという事業計画を提案しないのですか?
今動いている石炭火力を止めるという行動をとらなければ、どんなに口先だけ原発を、プルサーマルを推進しようが、CO2の発生量は1グラムも減りません。
●こんどはこちらから言わせてもらいます。電気が使えなくなってもいいんですか。
1ワットも追加の電力を生み出さないプルサーマル路線はまた、自然エネルギー普及を敵視することであらゆる変革を敵視する結果となっています。
このようなどんな変革も拒否する誤った原発政策、エネルギー無策は、ピークオイル危機と温暖化危機を通じて、経済と消費者の生命を危険に曝すものです。
こんな愚かな政策はただちに止めて、私たち消費者と向き合い、どんなエネルギーシフトの道を取ろうかという相談に取り掛かってください。
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さて、ピークオイル問題の概要はこちら(終了ブログ:ん!ピークオイル時代を語ろう)へどうぞ。
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