ある日の イカばあちゃん

猫を相手に一人暮らし
退屈しないで 何かいいこと見つけたい
             
 

台風

2008年09月19日 | Weblog
台風13号が接近
夕方早く2階の換気口を閉めたり トイレ 風呂場の窓を閉め風呂も早めに済ませた

あーーー 今 思い出した

洗濯竿が降ろしてない! いつもあれだけは忘れずに降ろしておくのに。。。
どうぞ 雨だけで過ぎて下さいと祈るのみ
イヤ まだ 間に合うかな?

     (やはり南側だけは竿を下に降ろしてきました
      東側は台がしっかりしているので大丈夫でしょう
      あの竿と台が夜中に倒れたら 
      東側の部屋にいるイカばあちゃんと猫は飛び起きるでしょう)

台風と聞くだけで不安 どうして何時も夜に来るのだろう
今回は雨台風の模様 我が家は幸い水の心配はないと思っている
(でも何があるか解らないのが事実)
風の方が怖いが 外の様子がわからないだけに不安

          ☆ ☆ ☆

台風と言えば伊勢湾台風

丁度結婚した年だった
古い貸家で新所帯を持ったが 夜中に物凄い風
ボロ家はきしみ 寝てはおられずに起きていた

南側の部屋は外と同じほどの雨漏り もう荷物も何も移動もさせずに
布団だけ北側の部屋に持って行き 
ボロ家なので何時倒れるかと心細く 玄関の土間で長靴を履いて腰掛けていた

風で玄関のガラス戸がしなう ガラス戸が外れないように二人で力一杯押していた

あの風 一瞬”ビュービューーウ”と吹き少し休み また”ビュウーウーウ”
戸を押す力の方が負けるほど  生きた心地もしなかった


名駅から続くあの広い桜通り(東区の辺り)の道路を入った所に住んでいた
朝 通りまで出てみると新築の2階建ての一軒だけがペシャンコに倒れていて驚く
平屋が多い場所に 広い道路を前に東西に長い家 条件が悪すぎたのだろう

我が家はと言えば雨漏りで南側の部屋の畳は ずぶぬれ 
和ダンスはビニールのカバーが掛けてあり どうにか濡れずにすんだ
屋根の瓦が風で持ち上げられて南側だけ雨漏りをしたのだろう 
次の雨降りには漏らずに過ごせたのだから。。。

朝 畳だけ出して◎さんは出勤した
勤務先はまだ建物が新しく被害はなかったが 支店の中には浸水の店もあって被害続出

大洪水で多くの犠牲者も出た
同じ職場にいた友人が伊勢湾台風で亡くなり 余計に大変な出来事としての記憶です


そうだ
あの台風の次の日 父が私たちがどうしているかと午前中に来てくれた
雨漏りをして瓦が剥れた所に一時的に敷いておくと良いと ブリキの板を持って、、、
それもそんな事には特に不器用な ◎さんも私も 屋根に上がるなんてしなかった

   なんてしおらしいことを。。。
   子供の頃には 屋根の上によく上がっていたお転婆だったのに
   そのことは また何時か。。。

その後 父には「その後 雨は漏らないよ。。。」なんて言ったと思う


もう二度とあの恐い目にはあいたくないと 台風の季節が来るたびに思う