今日の一貫

気温差実に10度 西日本は降雨被害

先週まで最高気温33度台で推移。

それが11日以降、23度を下回る。今日は20度。全国の中でも仙台が一番低い。最高気温の温度差実に10度。

西日本では、集中豪雨。集中豪雨とは言わないらしい。前線に伴い発生した線上降水帯による大雨との説明。90年に一度とのことだが、佐賀の被災者は、一昨年のようなことにならなければいいがと、インタビューに答えていた。

ここで人間が大変ななか、気になるのは今年の米。急遽冷害の雰囲気がでてきた。地方自治体は必死に作付量を減らす努力をしてきたが、冷害となるとコメあまり解消の雰囲気も。

ただ、私はいつも言ってることだが、米価を気にするよりも、農業所得を気にした方が良い。農業所得は、米価×収量だ。米価が下がれば、増収で対応するのが普通の経営の考え方。それには、高米価政策をやめて、需要喚起しコメ市場を750万トン、800万トン、さらには輸出へと拡大する政策を打った方が良い。実際に、業務用米を中心に需要拡大の可能性はある。

この主張、日経や読売、それにどういうわけか朝日は受け入れるのだが、共同通信などのリベラル左派と保守自民党族議員には四半世紀にもわたって受け入れられなかった。

しかし、しかしである。なんとなんと、コメどころの宮城県にある河北新報が、8月13日の社説で「米価対策より需要喚起を」とタイトルにうった。内容も至極真っ当。自民党も農業基本政策検討委員会小野寺五典委員長も、昨年来流通段階での調整はしないとし続けてきた。共同通信系や自民党族が大きく現実路線をとりはじめたのだろう。25年遅い感もあるが、、、。

国土をめぐって様々な危機が迫っている中で、いつまでも空想的観念論の世界で空回りしていては、国が危うくなることを皆がひしひしと感じ始めた証左ではないかと思うのだが、、

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