ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

INTUOSにはINTUOSの良さがあるにはある…苦ッ

2016年05月10日 | がんばれデジタル侍
臨時雇いでやってきた普通のペンタブ、INTUOS

Cintiq君だって、完璧ではありません。
例えば、仮名の手書き。素早い濁点入力では、微妙に斜め感知してしまったりします。
ゆっくり描かねばならない場合もあるし、
時々ポインタの反応が遅くなったりします。
再起動やら開いてるアプリ終了させたり、アップデートしたり…その都度対処しています。
まあ、便利なものではありますが、
「買えば万能になる」というものでもないです。
特に、紙でペン慣れしていない人。液タブで癖つくと紙では描けなくなるかもしれないよ。

漫画ネームには文字、セリフは入れなくちゃならない。指定も入ります。
というわけで、イラストのラフはこれは無関係ですが、漫画の場合
枚数が5枚以下ギャグっぽい絵ならネームもタブレットでやってますが
ストーリー物12枚以上のやつは、私はまだ紙にやってスキャンして送ってます。
その方が速いです。


で、INTUOS
あえていうなら、
別売りプラグでコードレス。ワイヤレスでつなげられるようです。別売りかよってかんじですが。

これねえ、配線やポートに悩むのであれば、
あの三つ又ヒルみたいな邪魔なプラグと戦うCintiqこそワイヤレスにすべきではないのかと。
iPadの持つイージーさは無くて、やっぱり日本の製品は「ガチ仕事」感が否めないね。
しかし、まだまだ発展途上なんでしょう。
他の企業が参入しないように、特許申請をして市場独占というのはいいんですけど
それでは開発そのものが海外に遅れる事になる気はします。
保守するより、参入企業を増やして、その都度いいのをそこそこパクリつつ価格の上でも発展してくれた方が
ユーザーにとってはありがたいんですが。
でも企業側もそういう事言ってられないので、「からにこもる」を連発するのかも。


INTUOSの良さというと
あと、ワンタッチ、タップで画像を拡大できる。

これはけっこう便利ではあります。
上手く反応しないのでイライラって時もありますが。
いや、押しても「それ違う」はスマホでもよくあるんでまあ、仕方ないけど。


ペンの滑りについては、初期から丁度防護シートを貼った状態で
昔のペンタブのFAVOはツルツルしてて、上に紙貼って使ってたよなあというかんじです。
書き味について言えば、実はCintiqのデフォルト液パネより上なのかもしれません。


でもやっぱり、ちょっとちまちま感あるなあ…
大きく肘から手を動かせた方が作業は速いんだけどね。

万事休すの時はあるさ。
でも精神的に「もう描きたくない」と思うスランプ時ほどに落ち込んでいないのは
まだいい方かも。
描きたくても描けないほど心が折れてしまう時、疲れ果ててしまう時、

そういう時よりはまだマシではありますよ。
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