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仲野 太賀君のカメラ

2023年10月26日 | Weblog
家人に「Brutusの表紙は仲野大賀君じゃないの?」と聞かれ書店に行って立ち読みしました。Brutusは写真特集をときどきやっていて大昔は良く買っていた(ロバート・メイプルソープを知ったのもBrutusだったように思います。)のですが、ここのところ全く見ていませんでした。最新号は「写真はもっと楽しい」という写真が特集のテーマです。なかなかおもしろそうで、思わず買ってきました。表紙はやはり仲野大賀、全然知らなかったのですが、フィルムカメラを愛用する写真好きだそうです。
Untitled
そこで気になったのが、この構えているカメラは何だろうということです。記事でも構えているところやさりげなくソファに置かれたりしているこのカメラ、結構大柄で、ジャバラ式で、レンジファインダーらしきものが見えます。
なかなかわからなかったのですが、フジフィルムのGF670というカメラでした。
GF670 Professional サポート : 富士フイルム [日本]

このタイプのカメラは1950年代にたくさん作られたのですが、そのころのカメラはシャッターのチャージはレンズ側についたレバーでおこない、フィルム巻き上げはフィルムの裏紙に印刷された番号が背蓋に設けられた小さな窓に出るまで巻き上げるという原始的なものでした。1980年ごろにリバイバルがあって、露出計やシャッターメカニズムが連動した近代的なカメラがいくつか発売されました。プラウベルマキナやフジフィルムからいくつもの機種が出ています。最初はこれらのどれかと思ったのですが、ファインダーの形が違いました。
GF670は2009年発売と比較的新しいカメラで、自動露出も入った現代的なカメラですが、2017年に出荷終了となっています。今から考えるとすでにデジタルカメラの時代に良く作ったものです。新しいだけあってまだサポートがされている貴重な機種です。

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