西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「人生への不意打ち」と「対応」について

2011-12-28 | 生活描写と読書・観劇等の文化
一般に、人生は平坦な道を坦々と進むものではなかろう。

突然の「不意打ち」に見舞われて、どうして良いか分らない状況に陥ることもしばしばだ。精神的に落ち込んでストレスに見舞われることもある。

私の場合、祖父や母や祖母に、前触れもなく突然に亡くなられたことが、突然の「不意打ち」だった。茫然自失だったと言ってよい。

祖父がなくなったのは中学三年の時(祖父66歳、肝臓がん)、母は大学二年の時(母43歳かな、働きすぎの肺炎)、祖母は私が30歳代後半の時(祖母83歳か、残念な交通事故)だった。でも、これらの場合、自分より年上が亡くなった。

この世では、自分より若い世代が亡くなることもある。愛するペットが亡くなることもある。また病気ではなく、突然の大震災や原発大事故で亡くなることもある。今年は、そういう年だった。

思い起こすと、私が高校に入った時(1957年)に英語のI.先生が、英詩の一つを取り上げて「大事なのは過去を振り返ることではなく未来を見つめて進むこと」ということを言われた。これで私も「救われた気分」になったのを覚えている。

「不幸なこと」、その不意打ちにこだわるとストレスが増えて自分の健康もおぼつかなくなる。それらをしっかり掴んだ上で、未来に向って、しっかり歩んでいきたい。