西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「集団的自衛権(憲法9条に関連)」について

2013-08-09 | 時論、雑感
集団的自衛権(憲法9条に関連)・・・今までの歴代内閣(自民、自公)は、憲法9条2項に関連して「集団的自衛権は、認められない」という立場だったのに、今回の選挙後の安倍さんは、その立場と「違う」外交官を内閣法制局長官に「クーデター的」に据えた。参議院選挙「大勝」の「おごり」が見えている。最近、自民党支持率は下がらないのに、内閣支持率が下がってきているのは安倍政権の無茶ぶりに自民党支持者も安倍政権に「嫌気」がさしているのではないか。

今日の『朝日新聞』に元法制局長官の阪田雅裕さんが「集団的自衛権容認、整合性なし」と言っており、もしそのような道に行くなら「解釈改憲となり邪道」と批判している。

言ってみれば、「集団的自衛権」とは、「自衛権」という名目が付いているが、これは日本の自衛にもアメリカ本土の自衛にも関係がなく、過去ソ連がやったチェコ、ハンガリー「侵略」やアメリカのベトナム侵略などがその例になり、韓国軍は「集団的自衛権」でアメリカのする戦争に協力、ベトナムに派遣されて大分戦死しているが、日本は憲法9条2項の歯止めでベトナム戦争に直接人的に「巻き込まれなかった」、もっとも基地・沖縄他日本各地の米軍基地は好きなように使われたが・・・。

憲法9条は大切、集団的自衛権は認めない、という普通の道を行くべきでは、と思う。安倍さんは、過去の先輩内閣の方針を「全否定」する積りであろうか。
なかなか、そうはいくまいとは思うが・・・、やはり国民の意見が最後の決め手である。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-08-10 05:52:58
>集団的自衛権は認めない、という普通の道を行くべきでは、

集団的自衛権を認めてない国は日本くらいのものですよ
「普通」の国としての道なら、集団的自衛権を認めるのが普通だと思います

>元法制局長官の阪田雅裕さんが「集団的自衛権容認、整合性なし」と言っており、もしそのような道に行くなら「解釈改憲となり邪道」と批判している。

法制局長官は内閣における一公務員にすぎない。
返信する

コメントを投稿