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第58回の正倉院展にあわせて10月24日から11月12日まで明治の木造建築で重要文化財である奈良女子大学記念館が一般公開され、中で上野邦一さんの『描いて学ぶ』特別展示がある。「記念館」はパリのノートルダム大聖堂と比較するのは一寸おこがましいかもしれないが、同じくフロントシャン、サイドシャン、バックシャンそしてインナーシャンであることは間違いない。「シャン」とは昔の学生用語、ドイツ語の「schon(oはoウムラウト)」のなまりで「美人」ということだ。一度ご覧あれ!
上野邦一さんは現在、生活環境学部長・教授で来年3月に定年退職、その記念に建物のスケッチ集『描いて学ぶ』を発刊、その原画などが展示されるのだろう。私は昨日、上野研究室で一冊買った。上野さんとは、名古屋時代(彼が名古屋大院生、私が豊田高専助手・講師)から一寸知っているが、上野さんが奈良文化財研究所に来たころから本格的に知り合った。建築史家である。その後、奈良女子大学に来ていただいた。上野さんのスケッチは、主に日本建築であるが、ラフなところと細かいところがあり、彼の注意点は、柱と屋根組の境あたり、「ときょう」、垂木、軒裏のあたりだと思う。その辺りが細かく描写されている。これも一度ご覧あれ!だ。
上野邦一さんは現在、生活環境学部長・教授で来年3月に定年退職、その記念に建物のスケッチ集『描いて学ぶ』を発刊、その原画などが展示されるのだろう。私は昨日、上野研究室で一冊買った。上野さんとは、名古屋時代(彼が名古屋大院生、私が豊田高専助手・講師)から一寸知っているが、上野さんが奈良文化財研究所に来たころから本格的に知り合った。建築史家である。その後、奈良女子大学に来ていただいた。上野さんのスケッチは、主に日本建築であるが、ラフなところと細かいところがあり、彼の注意点は、柱と屋根組の境あたり、「ときょう」、垂木、軒裏のあたりだと思う。その辺りが細かく描写されている。これも一度ご覧あれ!だ。
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