西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

中華航空の事故その後ー整備ミスでは・・・-

2007-08-26 | 時論、雑感
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/432979438d0963bcd8dcfe6fc7174ad8
8月20日に上記のような記事を書いたが、その後、事故調査が進み、現段階では、事故原因は次のようである。実は、この問題は、私のブログでの施設、設備の安全性追及・考察の一環であるが、別の地域SNSで「乗り物の安全性」に造詣の深い方と色々やりとりしての、現段階の「まとめ」である。8月20日の段階では「この事故は、現象的には翼部で燃料が漏れて引火して延焼し時間と共に燃料タンクの爆発につながったと言える。燃料漏れを起こした燃料パイプの亀裂がどうして起こったのかが原因究明のひとつのポイントだろう。」と書いた。燃料が燃料パイプに亀裂が入り漏れた、と想像しているが、その後、実際には、『毎日新聞』によると「右主翼前縁部にある高揚力装置「スラット」のアーム(駆動機構)に付いたボルトが、何らかに原因で脱落し、燃料タンクの壁を突き破り、燃料がもれ出した可能性が高い」とある。更にその後、ボルトにナットは付いていたが、ボルトを穴から剥がれるのを防ぐワッシャーが別の所で見つかりボルトに付いていなかった、と判明した。ということは、整備の時にワッシャーを付け忘れたということになり、整備ミスということになるのではないか。(写真は、燃料タンクに突き刺さったボルト)

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