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『日経』夕刊「こころの玉手箱」の今週最後は、安藤忠雄さん自身の「安藤忠雄建築研究所」の話だ。経緯は省略するが、現状は地下2階、地上5階の鉄筋コンクリート造、吹き抜け、エレベーターなし、である。安藤さんは1階に陣取って近くに外部と連絡用の電話がある。所内では私的メールは禁止、ファックスも余り使わないと言う。現在、アメリカ、イタリア、スイス、中国、韓国、台湾等で18ヶ所同時進行で仕事をしているらしい。だから安藤さんは毎日朝から晩まで研究所にはいないだろう。せいぜい週一でいるかどうか、だ。でもいわば「不便な一室空間」で皆働いていたら、様子がすぐ分かる。外部からの仕事の電話のやりとりを聞いていれば、進捗状況や問題点もすぐ分かる。クライアント(施主)は大抵、ここにやってくるから、実物を見れば「ほー」となる。社長などだったら、経営効率(というか労務管理)の優れた空間と思い「イチコロ」だろうな。安藤さんは「不便でも心に響くものを!」と言っている。そういえば「住吉の長屋」もそうだな。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/e21bf52c64232f7af3892e8054c7919a
前に司馬遼太郎記念館訪問記を書いて天井までの書架は、ロンドンの大英博物館がモデルでは、と言ったが、実はこの5階まで壁一面書架の自分の事務所がモデルだったのだな、と思う。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/a08cee021e8bdf9efc14e01a6dd5531f
ここで安藤さんがいらいらしたら「こらコルビュジェ!」と愛犬に当り散らしているのだろうな。(写真は、安藤研究所の内部)
前に司馬遼太郎記念館訪問記を書いて天井までの書架は、ロンドンの大英博物館がモデルでは、と言ったが、実はこの5階まで壁一面書架の自分の事務所がモデルだったのだな、と思う。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/a08cee021e8bdf9efc14e01a6dd5531f
ここで安藤さんがいらいらしたら「こらコルビュジェ!」と愛犬に当り散らしているのだろうな。(写真は、安藤研究所の内部)
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