西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

今後の国会議論に注目

2013-07-25 | 時論、雑感
今朝(7月25日)の『朝日』3面、「自民党1強体制(下)」より、国会省力化案、チェック機能低下の恐れ とある。 「来たな」と思った。

安倍さんは「国会より選挙の方が楽だった」と言ったようだが、確かに国会の本会議、予算委員会などでは首相以下大臣全体が出席して与野党の質問に答えないといけない。その一部を副大臣の答弁で良し、とする案があるようだ。

これだと、今までのように大臣の「不始末」の責任追及などが出来なくなる恐れがある。その他、審議時間に上限をつけるだとか国会同意人事を大幅に減らす案などもあるようだ。自民党より先に「維新」がお先棒を担いでいる面がある。

まあ、これは参議院戦前から検討しているようだが、自民党の狙いは、共産党の用意周到な質問攻勢を「逃れる」ことも視野に入っているのではないか。

今回は、民主党以下の野党は皆「少数政党」になったとも言える。「少数意見の尊重」という民主主義の大原則の一つが、これ以降、国会でどのように扱われるか、国民としては、しっかり見守っていく要があるだろう。

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