西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

引き裂かれた家族

2005-12-17 | 時論、雑感
今年は、1945年(私は4歳)に戦争が終って60周年だった。「還暦」である。今日、NHK・BSTVでベトナムで1954年に日本に引き上げた元日本兵から取り残され引き裂かれたベトナム家族のことを放映(再放送)していた。私は、前から、戦争は家族を生木を裂くように引き裂くものだ、と言ってきている。実際、私自身も、このベトナム家族ほどではないが、ある意味で「引き裂かれた」面を持つ、と認識している。戦争は「強力」であり、何もかも引き裂いてしまうのである。
戦争は、絶対に、絶対にしてはいけない。憲法9条は、本当に大切で、世界に先駆ける先進的なものである、と思う。「普通の国へ」と純一郎さんは言うが、それは「昔の変な国への逆戻り」なのではないか。

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