西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

自殺者が9年連続で年3万人を超える

2007-11-09 | 時論、雑感
平成19年版「自殺対策白書」によると、9年連続で自殺者が年3万人を超えている。交通事故死者が1万人を割ってから久しいのに比べて、自殺者は一向に減らない。新聞によると、その7割が男性で、とくに急増した大半の部分を45~64歳までの中高年男性が占めている、と言う。「働き盛り」で、ほぼ私の年齢域だ。
昨日もJRで「飛び込み人身事故」が報じられていた。

奈良に勤めていて最後の頃、学部をまとめる立場となり、学部を改組して管理栄養士養成課程を持つ「食物栄養学科」を立ち上げ、同時に他の学科の改組もしなければならなくなった時、そのための準備時間、用意すべき人員(を何処から出すか、出せるか)、最新鋭機器を備えた調理室造りにかかる多大なお金をどう準備するのか、どれを取ってみても「絶望的」にみえ、その時は流石に「欝」の気分に落ち込んだ。しかし、最後には「なるようにしかならないのだから・・・」と開き直った。

「なるようになるしかないがなるようにそっと後押し出来ればいいな」の気分だった。それで、「欝」も徐々に治って再び「洒落」が出るようになった。

人生万事塞翁が馬 禍福はあざなえる縄 人生回り舞台 それらは、その時に思い出した格言であった。

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