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なんでもメモ★もの忘れ防止に特効薬はない

gooブログはじめました。60を超すと記憶力が低下する。好奇心はあるので、忘れないようにメモをしなければ・・・。

2015-12-5 東海道四谷怪談

2015年12月05日 | 読書・観劇・鑑賞メモ

定式幕が開く前にスッポンから鶴屋南北(染五郎)が登場。初演時(200年前)に『仮名手本忠臣蔵』と併演されていた(知らなかった(-_-;))当時に戻しての構成に戻した。機会があれば変えてみたいと願っていたのだと・・・。染五郎プロデュース?の『東海道四谷怪談』です。塩冶判官の高師直への刃傷事件で家が断絶になり浪々の身となった家臣たち。四谷怪談の登場人物は塩冶家、高家いずれかに縁ある人々(筋書きはチラシ裏)であり、人々の運命を残酷に描いた演目です。

初演時は初日(一日目)が、『忠臣蔵』大序~六段目、『四谷怪談』浅草境内~堀。

後日(二日目)が、『四谷怪談』堀、『忠臣蔵』七段目・九段目・十段目、『四谷怪談』三角屋敷~蛇山庵室、『忠臣蔵』十一段目。

今回の公演は初演がイメージできるように、発端「鎌倉足利館門前の場」が忠臣蔵からの導線をあらわし(今回のための創作だという)、序幕「浅草観世音額堂の場」から大詰「本所蛇山庵室の場」までの三幕九場が『四谷怪談』であり、大詰第四場「高師直館夜討の場」は屋敷内の立ち廻りと由良之助(染五郎)ら四十七士を見送る右馬之丞(幸四郎)の場面で『忠臣蔵』に繋がりになっている。初演当時を十分に味わえる構成を堪能しました。舞台両側の壁面が浪士揃いの衣装の模様になっています(凝っていますね)。

戸板返し、三役早変わり、お岩の宙吊り。「蛇山庵室」は息つく間もなく舞台に引き込まれます。・・・・染五郎がますます輝いてます。

 

 

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