なんでもメモ★もの忘れ防止に特効薬はない

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双蝶々曲輪日記 文楽と歌舞伎の見くらべ

2014年10月26日 | 読書・観劇・鑑賞メモ

9月と10月の国立劇場は、「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」の競演でした。

9月15日(敬老の日)は文楽、10月25日(土)は歌舞伎です。

文楽が先に上演されたが、登場人物の関係を見るには「新清水」が演目にあった歌舞伎が先がよかった。歌舞伎の序幕:「新清水」の場は久々の上演だそうだ。

山崎屋の若旦那与五郎は遊女吾妻と深い仲だが、横恋慕する侍 平岡郷左衛門のたくらみにより窮地に陥るところ、吾妻の朋輩都(のちに与兵衛の女房お早)と相思相愛の与兵衛が助ける。「引窓」でわかるが与兵衛は長五郎の実母お幸の継母。長五郎が会いに行くお幸の家には、与兵衛とお早がいる。

文楽の「橋本」があって、与五郎と吾妻の行き先がみえる。「橋本」では、吾妻を連れた与五郎が、妻お照の実家に逃げるが、お照の父治部衛門はお照を引き取るといい、与五郎の父与治兵衛もお照を引き取ると対立するところに吾妻の父甚兵衛が説得に入り、吾妻を妾とするることで収まる。こういつところが江戸時代の結着の仕方。

歌舞伎の出演 松本幸四郎(濡髪長五郎)、市川染五郎(南与兵衛、山崎屋与五郎、放駒長吉)

【歌舞伎】 序幕:新清水の場/二幕目:堀江角力小屋の場/三幕目:大宝寺町米屋の場、難波芝居裏殺しの場/四幕目:八幡の里引窓の場

【文楽】 堀江相撲場の場/大宝寺町米屋の段/難波裏喧嘩の段/橋本の段/八幡里引窓の段            

       

 

   

                     

 

 

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