またまた、休みの朝になると「思い立ってのお出かけ」になる。
鎌倉のまだ歩いていないコースにするか、紫陽花をまだじっくりとみていないから箱根がいいのかと・・・。
箱根にした。株主総会後の7月第1週は、各社の総会担当者の勉強会がある時期で、紫陽花が賑やかな時なのにホテルに缶詰めになったことがあった。7月上旬であれば、箱根の紫陽花は見頃だったと思い出した。9時半には家を出て、2時間後には強羅についた。
強羅駅の近く、かつ煮が美味しいという店があるので、立ち寄ってみたが、いつものとおりに20人以上が並んでいる。1時間以上待ちだという。
そんなに待てないので、系列のテイクアウトの店で「かつバーガー」にかぶりついて、空腹を満たすことができた。
強羅駅から強羅公園までは坂道。「かつバーガー」で重くなった体で、この坂を上るのは、いつも以上にきつかった。
強羅公園の紫陽花は、ちょうど盛りの良い時期。箱根湯本から強羅までの箱根登山電車の電車道脇の紫陽花が瑞々しかったので期待していたが、そのとおり。
公園内の紫陽花の数はとても少ない。
強羅からのケーブルカーの「公園上」駅前にあるのが箱根美術館。強羅公園の西門を出ると、すぐのところにある。
紅葉の季節は観光客が大勢で、入れないことが何度かあったが、きょうの入館者はとても少ない。
新緑がとても鮮やかだった。
箱根美術館は、庭園がとても有名なのだが、本館に収蔵展示されている美術品は、陶器などが主になっている。
本館2階には、新潟県出土の「縄文土器」・・あの火焔の飾りがついた本物が展示されていた。
2階の休憩コーナーからは、8月17日に行われる「大文字」が山腹にくっきりと見えた。
山を見ながら、暫し微睡んでしまった。