長沢芦雪展。
(「もっと知りたい長沢芦雪」金子信久著から)
なかなか面白かった。
中之島美術館。
これが目的。
芦雪の龍の襖絵が好きで、この実物が見たくて。
(「もっと知りたい長沢芦雪」金子信久著から)
感想。
意外に、墨、薄い。
全体的に。
だけど、筆のタッチと、曲がりくねる龍の身体と、見開いた眼球の迫力で、こっちに迫ってくる。
やっぱり、好きだな。
襖8枚の大作もあれば、幅11センチの掛け軸もある。獰猛(には見えないけど)な虎も描くし、子供たちや雀も描く。
そのギャップが面白い。
中之島美術館を見てから、
歩いて適塾まで。
なかなか面白かった。
塾内に一冊しかないオランダ語の辞書を、争って使いながら勉強したとか。
塾生は、塾内に寄宿している人と通いの人といたようだが、寄宿生は大部屋の合宿生活で、成績のいい順に好きな場所を選べたとか。
あとは、知の系譜というか、緒方洪庵が誰から学び、そして適塾からどんな人が育っていったのか。
洪庵の師にも、また師がいて。
なんていうのが、面白かった。