昔から洋画が好きで良く見ていたのだが、なんとなく違和感も感じていた。
主人公はみんなすごい才能に恵まれていて、困難があっても乗り越えて、ハッピーエンド。
単純に楽しめるのだけど、世の中才能に恵まれた人ばかりじゃないよな~って。
たまたま見た「カセットテープダイヤリー」。主人公はイギリスに住むパキスタン移民。彼の息苦しさはすごく共感できた。それからはインド映画を探して見たりしていた。
「ドリーム」は「ミッションマンガル」みたいな感じかな~と思って見てみた。
そこには、60年代アメリカ社会の黒人差別の様子が描かれていた。トイレも水飲み場もバスの座席も別々。給与形態も別々。エトセトラ…。
私だったら…、自分の努力の及ばないところでこんなふうに差別されたら、どんなに努力しても無駄だと拗ねてしまう!
自分の能力を発揮しようなんて思えなくなると思う。
だけど、彼女たちは、すねたりせずに、時には不満を口にしながらも、自分のできる事を精一杯し続ける。
きちんとした服装からも、彼女たちの意志の強さが伝わって来る気がした。
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