10月28日(金)、機会あって普通救命講習を受講した。きびきびとした若い救急救命士による講習は、心臓停止の傷病者への応急処置をテーマに『人工呼吸』『心臓マッサージ』と続き、AEDを用いた心肺蘇生法に移っていった。”AED”聞き慣れない言葉だが日本語では”自動体外式除細動器”、心臓に電気ショックを与える機器のことだ。
日本では医療資格を持たない一般の人々は除細動を行うことができなかったが、最近になってAEDを用いて除細動を行うことが認められた。
AED自体の普及度はまだまだのようだが、ある県では早急に各公共施設すべてに備えることとなったようだ。
操作方法は簡単だ。カバーを開けると自動的に電源が入り、音声で操作手順を指示される。音声通りに手当てを進めていけば、確実に処置できる。
それではAEDを用いるに至るまでの心肺蘇生法を記しておく。
①意識を調べる
呼びかけなどに対して目をあけたり、なんらかの反応があれば「意識あり」。なにも反応がなければ「意識なし」と判断する。
②助けを呼ぶ(119番通報とAED手配)
大声で人を集め、「あなた、119番に連絡して下さい」、「あなた、AEDを持ってきて下さい」と相手の目を見て確実に依頼する。
③気道の確保
あごを持ち上げ、空気が鼻や口から肺に達するまでの通路を開く。
④呼吸を調べる
頬を近づけて息を感じ、胸の動きを注視する。
⑤人工呼吸
口対口人工呼吸により、肺に空気を送り込む。口と口の間にはガーゼ他ハンカチ等清潔な布地を使って良い。
⑥循環のサインの確認
呼吸、咳、体動を調べる。
⑦心臓マッサージ
胸骨圧迫心臓マッサージにより、酸素の含まれた血液を循環させる。
⑧心肺蘇生法の実施
・心臓マッサージ15回と人工呼吸2回の組み合わせを継続する。
・人工呼吸は1回に吹き込み時間に2秒かけて、5秒に1回の速さで行う。
・最初に、心臓マッサージ15回と人工呼吸2回のサイクルを4サイクル行った後に、循環のサインの有無を10秒以内に調べる。その後は、心臓マッサージ15回と人工呼吸2回のサイクルを繰り返し、2~3分ごとに、循環のサインの有無を10秒以内に調べる。
⑨AED到着
電源を入れると音声メッセージと点滅するランプで実施すべきことを指示してくれる。落ち着いてそれに従うこと。
注:記述には説明するに限界がある。各地域消防本部で開催される講習において、人工呼吸法、心臓マッサージ法、AED操作手順を体験されることをお勧めする。
上記の実習に基づく知識、異物の除去、止血法も含めて大変為になった。山に入って最悪、事が起こったとしても落ち着いて対処できるはずだ。AEDも救急車も来てはくれないが・・・。
73.8
日本では医療資格を持たない一般の人々は除細動を行うことができなかったが、最近になってAEDを用いて除細動を行うことが認められた。
AED自体の普及度はまだまだのようだが、ある県では早急に各公共施設すべてに備えることとなったようだ。
操作方法は簡単だ。カバーを開けると自動的に電源が入り、音声で操作手順を指示される。音声通りに手当てを進めていけば、確実に処置できる。
それではAEDを用いるに至るまでの心肺蘇生法を記しておく。
①意識を調べる
呼びかけなどに対して目をあけたり、なんらかの反応があれば「意識あり」。なにも反応がなければ「意識なし」と判断する。
②助けを呼ぶ(119番通報とAED手配)
大声で人を集め、「あなた、119番に連絡して下さい」、「あなた、AEDを持ってきて下さい」と相手の目を見て確実に依頼する。
③気道の確保
あごを持ち上げ、空気が鼻や口から肺に達するまでの通路を開く。
④呼吸を調べる
頬を近づけて息を感じ、胸の動きを注視する。
⑤人工呼吸
口対口人工呼吸により、肺に空気を送り込む。口と口の間にはガーゼ他ハンカチ等清潔な布地を使って良い。
⑥循環のサインの確認
呼吸、咳、体動を調べる。
⑦心臓マッサージ
胸骨圧迫心臓マッサージにより、酸素の含まれた血液を循環させる。
⑧心肺蘇生法の実施
・心臓マッサージ15回と人工呼吸2回の組み合わせを継続する。
・人工呼吸は1回に吹き込み時間に2秒かけて、5秒に1回の速さで行う。
・最初に、心臓マッサージ15回と人工呼吸2回のサイクルを4サイクル行った後に、循環のサインの有無を10秒以内に調べる。その後は、心臓マッサージ15回と人工呼吸2回のサイクルを繰り返し、2~3分ごとに、循環のサインの有無を10秒以内に調べる。
⑨AED到着
電源を入れると音声メッセージと点滅するランプで実施すべきことを指示してくれる。落ち着いてそれに従うこと。
注:記述には説明するに限界がある。各地域消防本部で開催される講習において、人工呼吸法、心臓マッサージ法、AED操作手順を体験されることをお勧めする。
上記の実習に基づく知識、異物の除去、止血法も含めて大変為になった。山に入って最悪、事が起こったとしても落ち着いて対処できるはずだ。AEDも救急車も来てはくれないが・・・。
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栃木市はかなり他の市町村に比べて進歩している なあと思いました。 一日も早く他の市町村にも設置されれば良いなあ
と思いました。
皆さんの意見を集約して行政を動かせれば幸いと
思っています。
平成16年7月から一般市民による使用が認められました。
日本赤十字HPより転記させていただきました。
2005年12月03日
四日市市教育委員会は、市内に62ある市立小中学校すべてに、停止した心臓に電気ショックを与えて心拍を取り戻すAED(自動体外式除細動器)を1台ずつ設置すると、発表した。23カ所の地区市民センターや体育施設などにも設置する。12月定例議会に2625万円の補正予算案を計上した。県教育委員会は「県立高校でも1校しか設置されていない。市内の小中学校すべてに設置するケースは、県内では聞いたことがない」と話している。
同市教育委員会は、学校への設置について「体育の授業やマラソン大会などでの死亡事例では、AEDがあれば助かるケースもあり、早期の導入を決めた」と話す。学校での設置に合わせ、養護教諭や体育教諭を中心に使い方の指導を行う。「機械があるだけで、児童生徒への教育効果もあると思う」と期待する。
同市ではすでに市役所などに設置しており、市財政経営課では「これでほとんどすべての公共施設に設置できる」という。
朝日新聞より転記させていただきました。
AEDの使い方は素人でもできるような内容かもしれません。
でも、一緒に人工呼吸などを行うとなると、、、
どうしても応急救護の知識は必要になりますよね。
義務化が理想だと思うのですが、何かの機会にだれかれ構わずに受講できるような制度が確立されれば、とても有用なものになるのかなと思いました。