事故評価 最悪のレベル7へ
4月12日 4時12分
東京電力の福島第一原子力発電所で相次いで起きている事故について、経済産業省の原子力安全・保安院は、広い範囲で人の健康や環境に影響を及ぼす大量の放射性物質が放出されているとして、国際的な基準に基づく事故の評価を、最悪の「レベル7」に引き上げることを決めました。「レベル7」は、旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ評価になります。原子 . . . 本文を読む
政府 計画的避難区域を設定
4月11日 22時32分
枝野官房長官は、11日午後の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発から半径20キロ圏外でも、放射線の積算量が年間20ミリシーベルト以上に達すると予測される地域については、「計画的避難区域」とし、この区域の住民は、おおむね1か月をめどに避難してほしいという考えを示しました。
政府は、今回の事故で、原発から半径20キロ . . . 本文を読む
変革の時をつかめ 新・ニッポン農業論 風評被害に水田損壊、複合危機と戦う 臨機応変に切り抜ける知恵、サバイバルが始まった
2011年4月1日(金)09:01
「減反を緩和してはどうか」。そんな声も聞こえてきたりする。
東日本大震災による農業インフラの損壊は著しい。福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染も広がり、コメどころの1つ、福島県を中心に農業活動の停滞は避けられない。今必要な . . . 本文を読む
福島第一原子力発電所で放射線の量を測る線量計が不足し、一部の作業員の被ばく量が管理できていなかった問題で、東京電力は、現場での線量計の所持を徹底するため、場合によっては優先度の低い作業を先送りして対応することを決めました。 . . . 本文を読む
土壌のプルトニウム 遠くに飛ばず、人体に影響ないレベル
産経新聞3月30日(水)22時41分
東京電力福島第1原子力発電所の事故で、敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出された。健康や農作物に影響はないのか。疑問をまとめた。
Q プルトニウムとは
A 天然ではほとんど存在しない放射性物質で、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着し、強い発がん性を帯びる。半減 . . . 本文を読む
深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所では、23日、一時中断した外部電源の復旧作業が再開し、3号機に続いて1号機でも、中央制御室の照明が点灯し、作業環境が改善に向かっています。一方、3号機で作業をしていた3人が被ばくし、このうち2人は、放射線で皮膚が損傷する「ベータ線熱傷」の疑いがあることが分かり、高い放射線量の下で、作業員の安全を確保しながらどう事態の収拾に当たるか、課題になってきています。 . . . 本文を読む
2号機 制御室復旧22日以降
3月22日 4時47分
冷却機能が失われ、深刻な事態に陥っている東京電力福島第一原子力発電所では、21日、3号機から煙が出た影響で、放水活動や外部電源の復旧作業が打ち切りになり、21日中を目指していた2号機の中央制御室の復旧は22日以降にずれ込みました。
福島第一原子力発電所では21日午後4時前に3号機の原子炉建屋から灰色がかった煙が上がり、2時間余りにわたっ . . . 本文を読む
福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質の放出が続く中、半径20キロから30キロの範囲の屋内退避の指示が出ている地域では、21日、ところによって雨が降ると予想されています。経済産業省の原子力安全・保安院は、こうした地域に住む人に向けて、雨でぬれた場合は念のため水道水で洗うなどの注意点を説明しました。 . . . 本文を読む
1・2号機 外部電源つながる
3月19日 19時34分
冷却機能が失われ、深刻な事態となっている福島第一原子力発電所の1号機と2号機に、外部から電気を引く電源ケーブルがつながりました。東京電力では、20日以降、機器の点検を行い、原子炉を冷やす機能の回復に全力を挙げることにしています。しかし、多くの機器が津波で海水につかったため、すぐに冷却機能が回復するかどうかは未知数です。 . . . 本文を読む
“原発 上部は弱い構造か”
3月19日 20時7分
福島第一原子力発電所の3号機で陸上自衛隊が18日地上から放水を行った際に撮影した映像について、原子力が専門の東京大学の関村直人教授は、「3号機の建物は、中ほどより上の部分で壁や屋根の部分が大きく崩れてしまっている。原子炉や使用済み燃料のプールがある場所は、この映像では、建物の中ほどよりも下の部分にあたり、比較的損傷が少ないように見える」と分析しました。 . . . 本文を読む
東京消防庁 放水の準備続ける
3月18日 23時11分
福島第一原子力発電所の3号機を冷却するため、東京消防庁の部隊は、離れた場所でくみ上げた海水をホースを使って放水車に送りながら、長時間放水し続けることができる態勢を整えようとしています。 . . . 本文を読む
3月18日 21時29分
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊は18日夜、消防車を使った2回目の放水を行う検討を進めていましたが、現地で東京消防庁が行う作業などを優先させるため夜の放水を見送ることを決めました。 . . . 本文を読む
3月17日 20時47分
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊の特殊な消防車が、17日午後7時半すぎから放水作業を行いました。あわせて30トンの水を3号機に向けて放水し、作業は午後8時すぎ、終了しました。 . . . 本文を読む
3月17日 21時22分
福島第一原発3号機で、17日、警察や自衛隊が空や地上から行った使用済み燃料プールへの注水作業の評価について、東京電力は「今後、放射線の量などで精査したい」としたうえで、「午前中の注水の際、3号機の使用済み燃料プールの辺りから水蒸気が立ち上がるのが見えた。量は多くなかったが、注水に冷却効果があることを示すものだと考えている」と述べました。 . . . 本文を読む