スノーモビルくらぶ

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5/29 トライアルマシン

2005-05-29 13:37:34 | ■05年トライアル情報
駐車場にあったトライアルマシン。こんなんで公道走ってきたのかな?

そもそもFIMは、2005年からマシンをすべて4ストローク化することを提案していたが、ヨーロッパ各メーカーの足並みはそろわなかった。今年の開幕戦時点で、4ストのトライアルマシンはMontesa HondaだけHonda | トライアル世界選手権 | COTA 4RT
シェルコはプロトタイプを発表しているものの、世界選手権に出走するのは第5戦以降になるという。他の3メーカーの4ストローク・マシンは、まだ姿を見せていない。スコルパは6月のフランスGPで発表するようで、ガスガスは早ければ年末に見せられるかもしれないということだが、そうした見通しはまだ聞かれないベータを含めて、4ストローク・マシンが出そろうまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。(HONDA、YAMAHA、GASGAS、SHERCO、BETA、SCORPAのHPからいただきました)

 Sherco(シェルコ)
99年、スコルパの経営陣とガスガスの開発者が興した新興メーカー。デビュー当時は世界最軽量といわれた。
今年からアルベルト・カベスタニーが移籍し、日本グランプリが終了した時点でランキング1位。
日本グランプリでは世界チャンピオン藤波貴久の後を入念に走り、初日3位、2日めは優勝と非常に好調。
冒頭にも書いた5戦以降(ヨーロッパラウンド)4スト投入は現在のカベスタニー好調により、かなり判断に迷うところではないか。 画像のマシンはマインダーのもの。

 Scorpa(スコルパ)
フランスのメーカー。エンジンはヤマハ。得意の軽量2ストマシンだが06年の4スト化に向けても準備万端。モトクロスの世界においてはヤマハの4スト、主流に成りつつある。トライアル用も軽量、高性能なエンジンを世界にデビューさせるはずだ。
スコルパ契約ライダーは04年世界ランキング12位の野崎史高。日本グランプリ第3戦の終わった時点では9位と良い位置に付けている。アメリカの第4戦でさらにランク上げて、ヨーロッパラウンドに乗り込んでほしい。

 GasGas(ガスガス)
トライアルの本場スペインに拠点を持ち、今もっとも軽量なマシンとして定評を確立している。
04ランキング3位のアダム・ラガ、6位のジェロニ・ファハルド、10位のジョルディ・パスケットなどスペイン人を中心にそうそうたるライダーが乗っており、トライアルマシンの名門。
画像は予備のハンドルバーを括り付けたマインダーのマシン。

 Beta(ベータ)
本拠地はイタリア。トライアルマシンで初めてアルミフレームを採用したメーカー。
04年世界ランキング7位の黒山健一はBeta一筋。
4スト投入の見通しはまだ立っていないらしいけど・・・・





自分で撮った画像にどういう訳かモンテッサHONDAがなかったのでホンダHPトライアルをリンクしました。またその他の画像も選手本人のマシンではなくマインダーさんの物などになりました。でもこれはこれで生な感じがして・・・・・言い訳です。来年は各メーカーパドックを回って、競技用マシンをしっかり撮ってきたいと思います。

いや~、スノーモビルもそうですけど、このトライアルのためだけに徹底して削ぎ落とされたデザインのマシン、惹きつけられますね。
75.0kg

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