励まし電話、遠慮して=支援活動に支障も—大地震後、自治体に殺到
時事通信3月16日(水)20時28分
大地震と大津波に襲われた東北地方の自治体に、全国から励ましの電話やメールが殺到し、ただでさえ通じにくい通信環境がさらに悪化している。16日には支援物資の重油を被災地に送れない事態も発生。宮城県は「災害対応に関係ない電話などは、気持ちだけで遠慮いただきたい」としている。
宮城県によると、叱咤(しった)激励の電話やメールは、県庁だけでなく被災した市町村にも、数え切れないほど届いている。職員が対応に追われて業務に支障を来している上、地震後に生じた通信障害がさらに悪化。「情報収集が十分できない」という。
宮城県によると、叱咤(しった)激励の電話やメールは、県庁だけでなく被災した市町村にも、数え切れないほど届いている。職員が対応に追われて業務に支障を来している上、地震後に生じた通信障害がさらに悪化。「情報収集が十分できない」という。