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スノーモビルシーズン終了・・・ＴＴ；
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2007年3月19日（月）11:33
北海道積丹（しゃこたん）町の積丹岳（１２５５メートル）で１８日、スノーモービルに乗った２２人が雪崩に巻き込まれ、４人が行方不明になった事故で、道警などの捜索隊は１９日午前、現場付近で４人の遺体を発見した。道警が身元の確認を急いでいる。
行方不明になっているのは、小樽市富岡２丁目、運送業渡辺正博さん（４４）▽北見市北上、防水工事業大矢根博さん（５９）▽札幌市豊平区月寒東５条１３丁目、会社員内多吏（おさむ）さん（３４）▽同市西区西町北１８丁目、スポーツ店店員山際友貴哉さん（２０）。前夜、胸の骨を折るなどの重傷を負って救助されたのは、石狩市花川南３条４丁目、店員千葉規貴さん（２９）。
１９日の捜索は午前５時半から開始。捜索隊は午前６時ごろに現場に到着した。付近は７～１０メートルの強風と吹雪で視界が１０メートル程度しかなく、捜索は断続的に中断したが、午前８時４７分、７５５メートル付近の南斜面で１人の遺体を発見。続いて午前１０時４０分までに、最初の遺体から半径１０メートル以内の深さ約１メートルの雪の中で３人の遺体を相次いで見つけた。スノーモービル５台も発見された。付近は約３５度の急斜面で、すり鉢状になっているという。
道警のこれまでの調べによると、１８日はスノーボードのＤＶＤ撮影のため、２２人が１７台のスノーモービルに分乗して入山。下からスノーモービルで登ってくる様子を撮影するため、カメラマン２人とスノーボーダー３人が歩いてピリカ台（９７１メートル）付近まで登り、１７人は約４００メートル下方でいったん待機した。
その後、スノーモービルが登ってきたところ、幅１００メートル、長さ４００メートルにわたって雪崩が発生し、下方の人たちが巻き込まれたという。前夜救助された１人は捜索隊に「凍った雪の上に乗ったところ、氷が割れて雪崩が起きた」と話しているという。
札幌周辺はここ数日、まとまった降雪があった。それまでの暖気で溶けた雪が硬く凍り、その上に新雪が積もったために表層雪崩が起きたのではないかと指摘する関係者もいる。
来月初めに再度遊びにみえる予定でした。
誠に残念です。
2007年3月20日（火）09:00
【積丹、余市】後志管内積丹町の積丹岳（一、二五五メートル）で十八日、四人が死亡し、一人が重傷を負った雪崩事故で、スノーモービル愛好者らの一行は、雪崩に遭う前、天候が悪化し、参加者の一部が雪崩の危険を指摘し、下山を促す声が出たにもかかわらず、現場付近にとどまっていたことが十九日、余市署の調べで分かった。同署は雪崩の危険を認識しながら下山が遅れ、四人の死亡につながった業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、参加者から事情を聴いている。
同署によると、一行二十二人はこの日、おもにスノーボードのＰＲ映像を撮影するため小樽市内で集合し、現場に向かった。雪崩が起きる直前の十八日正午ごろ、八合目付近のくぼ地でスノーモービルに乗っている最中に風雪が強まったため、一部のメンバーが「雪崩の危険があるので下山しよう」と呼び掛けた。しかし、だれも下山を決めず、その後、別の場所に移動しようとしたところ、雪崩に遭ったという。
同署は、雪崩の危険を認識しながら、下山しなかった経緯について、救助された十八人から詳しく事情を聴く。救助関係者によると、死亡した四人のうちの一人が現場付近の地形などに詳しかったが、明確な責任者はいなかったとみられる。同署は、事故当時の状況について調べるため、二十日以降、天候の状況を見ながら、事故現場で実況見分を行う。
また、同署は十九日午前に収容した四人の遺体は、不明だった四人と確認した。このうち、三人の死因は窒息死と判明したが、運送業渡辺正博さん（４４）＝小樽市富岡二＝は、死因が特定できないことから、二十日に北大で遺体を司法解剖する。
１４台が雪に埋もれた北海道 ・ 積丹岳スノーモービル事故。
一見、自然の脅威に映るが、これは人災だ。
死者に鞭打つつもりはないが、この暖冬に何台ものスノーモービルで山を荒らし回ったら、雪崩を誘発するに決まっているだろう。
「 どこのゲレンデでも、スノーモービルが暴走している。 雪を愛する連中ではないこの “暴走族” を取り締まる必要があると思っていたが、規制する法を作ることを急ぐべきだ 」 （警察関係者）