ただの偶然なのですか

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映画「厨房で逢いましょう」の感想

2007年11月08日 | 映画
私は、食べることにはあまり関心がないほうです。
グルメ番組にも興味がありません。
料理を作るのも、あまり好きではありません。
でも料理って、こんなに官能的な営みだったのですね。
そんな私が何故この映画を観る気になったかというと…。

天才シェフが作る料理に魅せられて、彼の所へ足しげく通うことになる人妻。
「美味しい料理」を「知的な文章」に置き換えると、私にも思い当たることがありまして…。
しかし、私も障害児を抱えている人妻ですが、彼女の心理は理解に苦しみます。
無邪気さも、あそこまでいくと腹立たしいです。
相手の恋心をもてあそんじゃいけませんよ、奥さん…。
そして、終盤の苦い展開には引きました…。
大人の恋には責任が付きまとうということを、私も肝に銘じます。

それにしても結局、彼女は美味しい料理だけでなく、彼との精神的な関わりも求めていたってことなのかしら?
もしそうだとしたら、私と彼女は同類かしら…。
私の場合は『ブログで逢いましょう』ですけれどね…。


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