犬小屋の中へ

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スラムドッグミリオネアとA.Rラフマーン

2009-05-10 23:38:25 | 映画



仕事の進行がなかなかやばい感じですがどうにも効率が悪いので、スラムドッグ・ミリオネアをレイトショーで見てきました。ダニー・ボイル監督らしく映像に力があるので、ぐいぐい引っ張られるような感じであっという間の大作でしたインド映画の美味しいエッセンスもふんだんに入ってました。踊りもなんだかんだで。。インドの往年の大スター、アミターブ・バッチャンもネタとして出てきます。

インド国内ではまず作る許可の降りないようなスラム街が舞台なので、向こうのから見たらムッとする部分もあったかもですが、公式パンフではインド芸能人のチャダも「本当のインドを描いている」なんて書いてたし、インドの人からも意外に支持されているとか

主人公のジャマールがまっすぐで純粋でいいですね。大金を得ることが目的のように見えて実はそうではなかった。。という展開も凄く良かった。青年役の彼は一見ひ弱そうな感じにも見えますが、テコンドーの世界選手権銅メダリストだとか。兄役のサリームの青年時代の声がやたら高く、容姿も含め若い頃のM・ジャクソン似なのが気にはなりましたが

インド国内でのクイズ・ミリオネアは本当に日本国内でやっていたみのもんたの「ミリオネア」とおんなじ展開なんですね。向こうでは芸能人ではなく、一般人メインのようで、それだけ求心力のある番組だったのでしょう。
しかしジャマールがあの場面での選択には驚きでした。ひょっとしたら。。とは思っていましたが、もしも自分だったら、いかに司会者が信じられなくても変な気を遣って迷わずBの方を選んでいた事でしょう

何しろ音楽がA.R.ラフマーン。あの「ムトゥ踊るマハラジャ」や「ボンベイ」の音楽をはじめ、近年のボリウッド大作映画は必ずといっていい程担当されているインドでは超有名なミュ-ジシャン。近年のラジニカーント主演作も、必ずといっていい程ラフマーンが担当しています。
アマゾンでも過去のラフマーンのサントラは手に入らない状態ですが、タワレコのworldコーナーあたりに行けばひょっとしたら残っているかも。



「shivaji」のオープニングテーマ。日本で配給されるのはいつの日か。。

kehna hai kya
マニラトナム監督作「ボンベイ」の中の一曲

Hai Re Hai Rabba Jeans
映画としては個人的にイマイチでしたが、音楽はいかしてました。登場する男性は榎木孝明氏?

スラムドッグ$ミリオネア
A・R・ラフマーン
ユニバーサル インターナショナル

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このサントラも買いかも。以前「踊るマハラジャ」の時は「インドの小室哲哉」なんて書かれてましたが、今回のパンフでは「ボリウッドのヴァンゲリス」でした。ラフマーン日本に来ていたみたいですね。会いたかった。。ちなみに韓国旅行から帰って来た時、成田空港で少林サッカーのプロモーションに来た、チャウ・シンチーのご一行とは会ったことがあります会ったっつうか。。まあ出くわしたんですけど。

クリック、その行為がすなわちファイナルアンサー(意味不明)


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