昨日深夜のNHKチャンネルをつけると、いいおじさんたちがトントン相撲に夢中になっている絵が出てきました。それにしても作りも本格的です。何かと思うとこちらは、「日本紙相撲協会」が行っている「紙相撲」の取り組みの様子でした。紙相撲と言ってもあなどれないようで、それぞれの紙で作られた力士の持ち主は皆親方と呼び合い、番付表もあり、新弟子検査ではちゃんとした重量の規定もあるようです。十両以上は幕下より重くできるとか。稽古はすり足(紙ヤスリで足の部分にヤスリをかけてならす)だそうです。
場所後には紙相撲新聞もありますね。
その放送で紙相撲に夢中になっていたのは大体40-50代くらいの中年の方々でしたが、その一人の親方はまだ力士(紙の)を十両以上に上げられず苦悩していました。最後千秋楽で見事幕下優勝をかざったのですが、その力士のために新しい回し(もちろん紙製)を買いに足を運ぶ(文房具屋で高価な色紙を吟味していました)様子はちょっと涙ものでした
今横綱なのは「英」という力士ですが、紙相撲でもちゃんと強弱の差が出るというのは奥が深いですね。こりゃあなどれないですな。DSやWiiもいいですが、アナログな紙相撲もいいかもしれませんよ。wikipediaによると昔は取り組みがテレビ中継されていたとか。
忘れ去られていますが、私のホームページでもトップの画像に表示しています「トントン剣道」なるものがずいぶん前からダウンロードできますので、気が向きましたら遊んでみて下さい(全日本トントン剣道連盟会長より)。
クリックすると紙相撲にもう夢中
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT
紙相撲おおまじめにみんな取り組んでるのですね。
紙相撲新聞もちゃんと本気だし、試合(?)の様子が載ってるけど、ちゃんと客席のお客さんまでいてかわいいし。
ファンになりました。
定期的に中継してるのかな?絶対見てみたいので、調べてみよっと。
力士のために回しを買いに文房具やに行くおじさんの姿も見てみたかったなあ。。
やっているのは普通のおじさんたちで、特におたくっぽくもない会社員の方が回しを作るために文具店に足を運んでいました。
公正をきたすために、ルール規定が非常に厳しいというのがなんか面白いですよね。規格外の外国人力士とかNGなのかな~。