いぬくそ看板の背後には、必ずドラマがある。
いぬくそ看板とは、民家や公園などに掲示されている「犬のフンの片付けを啓蒙する看板」の事だ。私はこれを数年写真に収め続けている。
いぬくそ看板とは、民家や公園などに掲示されている「犬のフンの片付けを啓蒙する看板」の事だ。私はこれを数年写真に収め続けている。
今まで撮ったいぬくそ看板の写真を数えてみたら、2660枚ほどあった。ひとつの看板を複数枚の写真に収めることが多いので、実際には数百箇所くらいの看板を撮ったことになるのだろうか。
ひとつの看板を色々な角度で撮って気づいたことがある。その全てに物語があるのだ。いぬのふんを片付けない飼い主。ふんを放置された住民。対処に追われる役所の人。登場人物の表情が見えてくる。設置者の感情は下の図にまとめているので参照の事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/af/eeea2e7b515df211f6a3fc4c2aa9bc1d.png)
いぬくそ看板設置傾向チャート
いぬくそ看板のドラマを読み解く上で重要になるのが背景だ。駐車場や鉄道、民家など、物語の伏線を感じさせるオブジェクトが存在している。このブログでは、そんな背景に映り込むクルマや電車といった乗り物を中心に風景をクローズアップして語りたいと思う。