日常の食ということで牛丼チェーンとMcDonaldは定点観測。
日本では独自に進化したコンビニが日常の食の世界でも大きな役割果たしている。
注文してから温かい弁当を提供するいわゆる「ほか弁」も健闘しています。
牛丼チェーンは大手3社が筆頭ですが、老舗は吉野家でしょう。
すき家の方が店舗数多いが、吉野家をベンチマークして作り上げたことも事実でしょう。
円高デフレが長く続いた。
その象徴が「牛丼価格」でした。
値下げ競争を行いました。
その結果、牛丼の価値観が300円以下という異常な事態になりました。
税込280円という異常事態に。
売上とは「客単価×客数」
商品単価が下がるということは客単価下がる。
売上を維持するには「客数」を引き上げなければならない。
いっときはうまく行きました。
現場は混乱します。
外食の基本であるQSCが疎かになる。
アルバイト、パート中心の運営だからスタッフに負担掛かる。
人も需要と供給の関係。
人余りの時代から人不足の時代に。
苦しみ抜いている各チェーンがどういう手を打つか注目していました。
吉野家は大きく舵を切りました。
今月21日から「ベジ丼」を販売する。
マイナビニュース
野菜だけの[ベジ丼」、肉と野菜の「ベジ牛」、そして「ベジカレー」だ。
価格も、530円、650円、650円とかなり高い単価。
牛丼店の顧客は中高年の男性が多い。
「野菜を食べたい」「健康を意識したい」
そういうニーズに対応したいというもの。
さて、どういう評価になるか注目したい。
ベジとはどこかで聞いたことあるねぇ?
そうそう、小生の会社で3月にオープンしたおむすび屋の新業態。
「おむベジ きゅうさん」「OMU×Vege KYUSAN」
小田急セレクション
おむすびと野菜サラダのセット。
こちらは女性客が圧倒的です。
選べるというのがウリモノのひとつ。
1、ご飯を選ぶ(白米、雑穀、玄米)
2、おむすびの具を選ぶ
3、サラダを選ぶ
4、ドレッシングを選ぶ
注文いただいてから作るというのも基本。
2015年3月26日のブログ
ファストフードからクオリティフードの時代に入っていると認識しています。
McDonaldも5月末からセットメニュー刷新。
こちらも売上前年割れ15か月連続という異常事態(2015年4月は21,5%減)
巨大チェーンはシステム変更するのも大変なのです。
こちらも注目したい。
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