また、郊外店は軒並み苦戦している。
当ブログにも書きましたが、小生がいる東京・町田は百貨店3店ありましが、残るは駅上にある小田急百貨店のみだ。
都心部に近い百貨店は軒並み苦戦し、郊外に新規出店した百貨店はまったくの不振。
いわゆる本店というところは桁違いの売上を誇っているが、それ以外は大変な状況でしょう。
小生が云う「消費構造の変化」なのでしょう。
中元・歳暮にしてもネットで注文が増えている。
混雑する大きな店舗に出かけて品選びという「お出かけ」感覚の人はいますが、敬遠する人の方が多いのでは。
また、日本人が好む海外一流ブランドも単独で専門大店を出店するようになりました。
これも大きいね。
好調なのはいわゆる「デパチカ」と呼ばれる食品売り場かな。
ここも観察すると小生が云う「製造直売店」が多い。
その場で加工・調理して出来立てを販売するのだ。
そういう店でないと成り立たないということもある。
新しい動きでは外国からの観光客を呼び込もうという動きだ。
特に中国人客に照準を当てている。
日本製の化粧品などブランド化しているわけです。
06年に日本を訪れた外国人は733万人と00年に比べ5割増だそうです。
中でも中国人観光客は2,3倍の81万人にのぼるとのこと。
これからまだまだ伸びるでしょう。
パスポート提示で割引の優待券を発行したり、広東語や北京語を話せるスタッフを置いたりと中国人観光客の取り込みに力を入れ始めた。
一般的に小売業というものは国内産業のようですが、人口構造の変化やインターネットによる流通の革命、宅配システムの充実による流通革命などさまざなな変化が起きている。
百貨店が外国人客の取り込みに力を入れることも当然のことでしょうね。
こういう動きにも注目したい。
今朝(7月25日)の日経朝刊1面トップ
三越、伊勢丹と資本提携へ 経営統合も視野
という記事が飛び込んできました。
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