市川稔の米(マイ)情報

今年一番の衝撃

歴史的な提携だと思う。


日本企業の時価総額1位のトヨタ、2位のソフトバンクが提携。

このニュースは小生にとって今年一番の衝撃でありました。

良い意味での衝撃です。


自動車は人間にとってなくてなならない乗り物です。

世界トップグループは年間1千万台規模で製造販売している。

走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能。

内燃機関からモーターへ。

これも100年強の自動車の歴史が100年ぶりに変わることを意味しています。

トランスミッション、ピストン、燃料噴射装置、ラジエター、マフラーなども部品として不要になる。

10年、20年はエンジンとモーターの併用が主流だろうが、電動化の道は早く進むだろう。

10月7日はF1日本グランプリが鈴鹿サーキットで行われた。

F1の魅力のひとつはエンジンの音だ。

これも終わりの始まりなのだろう。


もうひとつの大変革。


自動車のメインのプレイヤーが変わることを意味している。


所有から利用に変わるのもその一つ。


ソフトバンクは世界のライドシェア企業の筆頭株主になっている。

ウーバーなどだ。


自動運転もグーグルなどIT巨大企業が覇権を握ろうとしているのだ。


ソフトバンクは投資会社へ舵を切った。



株式会社というのは商法上株主がオーナーです。


10兆円規模のファンドを立ち上げ、そこが成長するであろう有望企業に投資するのだ。


世界のマーケットを相手にするIT系企業はアメリカがダントツであり、悲しいかな日本企業は極めて少ない。


ただし、そのスタートアップ企業やこれから大化けしそうな企業に投資(株主)してオーナーになれば話しは変わる。



今回の提携はトヨタ側から申し入れたそうだ。


トヨタの英断もすごい。


世界をあっと言わせ成功して欲しいと願っている。





東洋経済




トヨタとソフトバンク提携のウラに、じつは「米中貿易戦争」の影




ソフトバンクとの提携に踏み切ったトヨタの危機感




トヨタ豊田社長とソフトバンク孫代表、提携の狙いを話した共同記者会見
豊田社長「ドアを開けたら必ず孫さんが前に座っていた」

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