市川稔の米(マイ)情報

TPP問題「傾向と対策」2

やはりというか、やっぱりというか。

閣議決定はしたものの、

予測した通りの展開に。

問題をはっきりさせずに玉虫色の決着。

「TPPに参加」する協議ではないという分かりにくさ。

どういうものかと検討するための協議みたいな。

協議のための協議。

足かせは農業だという。

実態を全然分かっていない。

多くの国民も何となく農業が大変になるみたいと思っている。
そういう報道が多いからだ。

昨日の書いたように、小麦は9割輸入、大豆はほとんど、家畜用のとうもろこしはそもそも日本では出来ない。

現在でも保護している品目は少ないのが実態。

コメ、コメ、コメ、コメというが、関税高くしている代償として食べもしないコメを毎年大量に輸入しているのを国民は知らないのではないか。

コメの生産の中で「コメを販売して生計を立てている農家」はどのくらいかご存知か?

農協に出すコメは生産量の半分以下と書きました。

その証拠に、弊社でも展開している「コイン精米所」は都市部ほど大繁盛しています。

買っている人もいるがもらっている人が多い。

儲からないのになぜコメを作るのか?

深刻な話しではありません。

コメ相場は国際相場に近づいてきた。

国内市場は減ることははっきりしている。

高品質の日本のコメを豊かになってきたアジアに販路を広げる絶好の機会ではないでしょうか?


故郷の人口が減るのを嫌う日本人。

自分は都会に出ているのに故郷の人口が減ることに違和感を覚える。

人口の都市化はさらに進むでしょう。

農村の人口はさらに減るでしょう。

それを前提に政策を組むことが必要。

農村の景観を守るということと一部の農産物の国際競争力とは違う問題。

TPPはアメリカが参加してにわかに変わったのです。

日米のFTAの様相も強い。

日本は内向きの議論をしていたらダメだと思う。

正しい認識の元での議論を期待したい。

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