緊急事態宣言ということもあり、駅ナカの営業時間が20時までに短縮となっていたある日のこと。
居酒屋でも食事処でも飲むことが出来なくなってしまい、休日も気軽に外出が出来ない状況でもありますので、お酒のストックが無くなった時には、会社帰りに買って帰るという生活が続いています。この日も20時までに何とか東京駅までいかねばと、いつもより早めに仕事を終わらせて会社を飛び出しました。閉店時間まであと少しの時間というところで間に合いまして、何かないかと急いで見て回ると福島の大木代吉本店「楽器正宗」が目に留まりました。本醸造ながらとても美味しく、そして安価という、酒飲みにとっては非常に有難いお酒ですので、あれば迷わず購入しています。中取りがあるのは珍しいですし、今日はこれかなと思いましたが、困ったことに四合瓶がありません。
折角見つけた中取りですので、会社帰りにちょっと重いけどまぁいいかと、今回はこれを購入することに決めました。
閉店も近いということで、レジには少し列が出来ていました。そして会計。
「袋は有料ですが?」
「あ、結構です」
いつもの通り、そう回答をしていました。
会計待ちの人もいるため、そのまま店外に出て、鞄に・・・あれ?
鞄に入らない・・・? ((;゜Д゜)
いつもの四合瓶の認識でそんな回答をしてしまいましたが、旅行鞄ではないのですから、入らないのは当たり前。
やっぱり袋をもらおうと思いましたが、なんとなく気恥ずかしいという小市民な気持ちが戻ろうとする足を鈍らせます。
まぁ、そのまま持って帰っても大丈夫だろうと、ホームに向かいます。向かってしまいます。
エスカレーターを上がり、コンコースに出たところで、あらためて自分のいで立ちを確認します。
スーツを着た自分。左手には、会社鞄。右手には、一升瓶。
いや、いやいや。これは、ダメ。これは、危険人物のいで立ちです。
普段着ならともかく、スーツにむき出しの一升瓶、なかなかにワイルドな装いではないですか。
いっそのこと肩にかついで・・・と、現実逃避な考えが出てきたりしましたが、最終的に、一升瓶をカバンでさりげなく隠しながらホームに向かいます。割れ防止のためにお店でプチプチをつけていただいているのですが、コの字型なので落ちてきてしまいます。和服美人の素敵なラベルですが、今はそれがまたなんとも恥ずかしいです。
そんなこんなありましたが、帰りの電車に乗り込みました。
残念なことにドア前の四つ角はすべて占拠されています。今日に限ってなんでこんなに混んでいるのやら・・・。
仕方なくロングシートの前で立ったわけですが、普通のサラリーマンの足元に、むき出しの一升瓶がドンと。ラベルには和服のお姉さんがこんにちは。そりゃ、座っている人も訝しげになりますよ。自分なら席を立つかもしれません。
どうしよう。恥ずかしくて前向けないです・・・。(/-\*)
乗換駅で降りたところで、これ以上の羞恥プレイは限界と感じまして、と、とにかくもう一回鞄に入れてみようと試みます。
中身を片側に詰め込んで空いたスペースに斜めに突っ込んでみたところ、なんとかむき出しの状態からは解放されました。
ただ、鞄からテニスラケットのグリップのように一升瓶の真ん中から上がこんにちはしています。
・・・まぁ、まだましか。(´Д`;)
今までの醜態から比べれば、全然ありです。セーフです(多分)。
そんなこんなで帰宅した後は、その恥ずかしさを忘れるべく、深酒と相成ったのでありました。
一升もありますし、美味しいですしで、止まりませんでした・・・。
その後、同じ過ちを繰り返さないように、自分の鞄には、一升瓶も入る袋が常備されることとなりました。
皆さんもこういったことが無いように、レジ袋の有無はちゃんと考えて回答しましょうね。
・・・ないと思いますけど。
居酒屋でも食事処でも飲むことが出来なくなってしまい、休日も気軽に外出が出来ない状況でもありますので、お酒のストックが無くなった時には、会社帰りに買って帰るという生活が続いています。この日も20時までに何とか東京駅までいかねばと、いつもより早めに仕事を終わらせて会社を飛び出しました。閉店時間まであと少しの時間というところで間に合いまして、何かないかと急いで見て回ると福島の大木代吉本店「楽器正宗」が目に留まりました。本醸造ながらとても美味しく、そして安価という、酒飲みにとっては非常に有難いお酒ですので、あれば迷わず購入しています。中取りがあるのは珍しいですし、今日はこれかなと思いましたが、困ったことに四合瓶がありません。
折角見つけた中取りですので、会社帰りにちょっと重いけどまぁいいかと、今回はこれを購入することに決めました。
閉店も近いということで、レジには少し列が出来ていました。そして会計。
「袋は有料ですが?」
「あ、結構です」
いつもの通り、そう回答をしていました。
会計待ちの人もいるため、そのまま店外に出て、鞄に・・・あれ?
鞄に入らない・・・? ((;゜Д゜)
いつもの四合瓶の認識でそんな回答をしてしまいましたが、旅行鞄ではないのですから、入らないのは当たり前。
やっぱり袋をもらおうと思いましたが、なんとなく気恥ずかしいという小市民な気持ちが戻ろうとする足を鈍らせます。
まぁ、そのまま持って帰っても大丈夫だろうと、ホームに向かいます。向かってしまいます。
エスカレーターを上がり、コンコースに出たところで、あらためて自分のいで立ちを確認します。
スーツを着た自分。左手には、会社鞄。右手には、一升瓶。
いや、いやいや。これは、ダメ。これは、危険人物のいで立ちです。
普段着ならともかく、スーツにむき出しの一升瓶、なかなかにワイルドな装いではないですか。
いっそのこと肩にかついで・・・と、現実逃避な考えが出てきたりしましたが、最終的に、一升瓶をカバンでさりげなく隠しながらホームに向かいます。割れ防止のためにお店でプチプチをつけていただいているのですが、コの字型なので落ちてきてしまいます。和服美人の素敵なラベルですが、今はそれがまたなんとも恥ずかしいです。
そんなこんなありましたが、帰りの電車に乗り込みました。
残念なことにドア前の四つ角はすべて占拠されています。今日に限ってなんでこんなに混んでいるのやら・・・。
仕方なくロングシートの前で立ったわけですが、普通のサラリーマンの足元に、むき出しの一升瓶がドンと。ラベルには和服のお姉さんがこんにちは。そりゃ、座っている人も訝しげになりますよ。自分なら席を立つかもしれません。
どうしよう。恥ずかしくて前向けないです・・・。(/-\*)
乗換駅で降りたところで、これ以上の羞恥プレイは限界と感じまして、と、とにかくもう一回鞄に入れてみようと試みます。
中身を片側に詰め込んで空いたスペースに斜めに突っ込んでみたところ、なんとかむき出しの状態からは解放されました。
ただ、鞄からテニスラケットのグリップのように一升瓶の真ん中から上がこんにちはしています。
・・・まぁ、まだましか。(´Д`;)
今までの醜態から比べれば、全然ありです。セーフです(多分)。
そんなこんなで帰宅した後は、その恥ずかしさを忘れるべく、深酒と相成ったのでありました。
一升もありますし、美味しいですしで、止まりませんでした・・・。
その後、同じ過ちを繰り返さないように、自分の鞄には、一升瓶も入る袋が常備されることとなりました。
皆さんもこういったことが無いように、レジ袋の有無はちゃんと考えて回答しましょうね。
・・・ないと思いますけど。
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