後日譚

その日は、年度末進行が終了した翌日でもありました。
久しぶりに仕事のことを考えない休日となりまして、あちらこちらとボリューミーに遊び歩いて、気が付けば、２３時を過ぎてしまいました。

今週半ばまで、週末は天気が悪いと聞いていたのですが、今日も雨は降らずに終わり、なんと明日は、真夏日になるような好天となるという天気予報とのことで、明日こそは、久しぶりに山に出掛けようと、そそくさと家に帰ったのでありました。

しかし、こういう時に、すんなり事が運んだ試しがなく、トラブルは勝手に進行していくのでありました。


家路に急ぐかいねこに、最初に声をかけてくれたのは、睡魔 でした。「どうもすいません」、とばかりに車を走らせる自分にいきなりのご挨拶。今日は、桜を見ながらまどろんだ以外は、全く睡魔など起こっていなかったので、突然の強襲に対処するべくも無く撃沈していくのでありました。

まだ家までは１時間程度ある道のり。抗ってこのまま走ったとしても、危険な状態で迷惑ですので、路肩に車を止めてちょっと仮眠をすることにしました。・・・しかし、ここで思い出されるは、高速で睡魔に負けて夜明けまで眠りこけたという、おバカな記憶。念のため、携帯のアラームを３０分後にセットして眠りについたのでありました。これぞ、学習する大人の本領発揮です。


そして、起床。（ ´・ω⊂ヽ゛



時計をみると・・・午前２時 Σ(;´△｀)


・・・起きた時点で、「ん？寝すぎ？！」とうすうす感づいておりましたが、またやってしまったようです。携帯のアラームとバイブに気が付かない程に熟睡していたのか？！ と見てみると・・・アラームはちゃんとセットされたままになっておりました、3月31日 0:00 と。


・・・それじゃ昨日だよ ＿|￣|○


ということで、相変わらず学習できなかった物覚えの悪い大人は、運転席で寝たことによる体の痛みと、春に向けて暖かくなってきたとはいえ冷えた社内で寝込むという愚行にて止まらなくなった鼻水というプレゼントと貰うこととなりました。

何はともあれ、頭はすっきりとしましたので、こんなバカな理由でまた朝帰りしたと思われちゃたまらんと、飛ぶように家に帰ってみると、すでに時間は３時過ぎ。今日中に帰れたのはいいとして、明日のお出掛けはどうしようかと悩んでしまう時間帯です。ま、とにかく、この冷えた身体を温めてから考えようと、風呂に入ることにしましたが、そこまではよかったものの・・・再びやってきたのは、そう睡魔でした。

「水だけにスイマー」といったかどうかは定かではありませんが、自分にとって風呂で寝るなんて日常茶飯事（？）です。すかさず、溺れないベストポジションに身体を預けて、来るべき眠気に対処します。
※　素人の方は絶対に真似してはいけません。特殊な訓練を受けた者のみ行う事が出来る特別な行為ですので、生命に関わりますのでお勧めいたしません。



・・・ 誰かが戸を叩いています。


目を開けると、白く濁った様にかすむ視界。下をみると、お爺さんになったかのようなシワシワの手。そして、窓の外はいい天気・・・！！

「いつまで入ってるの？　起きてる～？！」

という、(寝てる人を起こすことを前提に話しかけてくる)勝手知ったる母親の声で現実に戻され、慌てて外に出てみると、

ご、午前７時って！！ Σヽ(゜Д゜; )ノ

３時間３０分・・・いい出汁が取れそうな時間です。ちょっぴり豚骨の気持ちが分かりました。

図らずも命の恩人となった母親に、呂律の回らない事を言った記憶も定かではなく、フラフラと布団に倒れこんだのは憶えています。そのまま寝込んで、

午後２時起床 ＿|￣|○

・・・もう出掛ける気も起きません。。゜（゜´Д｀゜)゜。


皆さんも睡眠不足には要注意ですよ？！