彩人~irodori_bito~ の ひとりごと

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新しい学力

2017-10-15 15:58:01 | 私の学び 講演会・セミナー・本
昨日は、明治大学教授の齋藤孝さんの講演会を聞きに行ってきました。


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事前申し込みが必要で、300人(表彰関係者も含め)もの人で会場は暑いくらいでした


齋藤先生は静岡市の出身。
同郷なので親近感あります。

子どもの頃からズバ抜けて頭が良かったみたい。(本人談)

それにしても、

まあよく言葉が次から次へと出てくる

マシンガントークでした。

話がすぐ飛ぶ。

飛んで飛んで飛んで、、、

でも私たちと違うのは元にしっかり戻るところ。

あれ?何話してたっけ?には決してならないそうです。


で、講演会の内容。

「新しい学習」とは、主体的・対話的な深い学び

そのために必要なのは、

◎スピード
音読が大事!
正しい日本語(夏目漱石等)を音読で一冊読破すると、子どもは全く変わるらしい。

すぐ答える!
先生はすぐに数個は答えられる質問をして、3つ書かせる。
誰を当てても答えられる。
知りませんという答えが返るような質問ではなく、誰でも考えれば(見れば)できる質問を。

そうすると、意識の量を増やすことができる。
これをしながらそれもできる、あれも見えてる。
推測する力、周りを観れる力がつく。

◎要約力
これは伝統的学力であるけれど、これは絶対に必要なもの。
正しく受け取る力がなければコミュニケーションは成り立たないのです。

◎勇気(勇気を受け入れる体制と共に)
とにかく聞かれたら何か答える。言う。
聞く側は発表者の方へ胸を向けて注目し、笑顔で聞いてリアクションをすること。
その時否定はしない。最後まで聞く。

◎アウトプット
授業は感動と習熟
感動したことは興味を持つ。
好きになる。
人に話したくなる。「かけ算て便利
アウトプットすると忘れない。
そして習熟していく。

教科書は冷凍食品。
スゴイことが簡単に書いてある。
先生は解凍してその「美味しさ」を伝えるのが仕事。
そこに先生の力量が出る。

生徒が聞くだけの授業では対話的ではない。

かといって話し合えばOKということではない。

カリキュラムは変わらずとも指導、場の運営を新しい教育法に沿って変えなければなりません。

先生は大変です

一人で努力してコツコツと覚える、頭に詰め込む勉強法が得意な子
コミュニケーションが苦手な子
にも大変かな?

いや、勇気を持てる場ができればきっとどの子も落ちこぼれることはないでしょう。

その子その子の良さが十分発揮できることになるだろうから。



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