彩人~irodori_bito~ の ひとりごと

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子どもの”ありのまま”を受け止めるって。。。

2015-02-17 21:08:41 | 街のリビング~自ら考え学ぶ部屋~
先日、教育講演会を聞いてきました。

「子ども達の可能性と未来を感じながら」
講師 北星学園 塩見耕一先生

不登校になった子、学校からはみ出しちゃった子たちを受け入れている学校です。


最近気になる子ども達として、
・登校拒否
・非行
・軽度発達障害
・自尊感情の低い子ども達
・俺さま化する子ども達

が挙げられました。

どれも「自分を支えるのに必死な子どもたちの姿」が見えるそうです。


それは、

安心できる場所を持っていない。
せまい世界の中でのみ生きている。
価値観の偏り。

が原因。


親の、周りの人とのコミュニケーション不足も影響している。

核家族化して、孤立化している、そんな家庭が子どもにはすべてです。


子どものありのままをうけとめているか?

世間の、自分の、理想像に当てはめようとしていないか?

レールを勝手に敷いていないか?

子どものために良かれと思っていることが、実は子どもの負担になっていることがよくあります。

この高校の卒業生がスピーチをしてくれました。

親からしたら些細と思うことでも中学生の子どもにとってはとっても重要なこと。

そんなすれ違いで、不登校になり、家を出る、または引きこもる。

この学校へ行って、ありのままの自分を受け入れてくれたおかげで、勉強しようという意欲が生まれ、高校を卒業し、今は好きな仕事に就いて毎日が充実している様子でした。

本人たちも、「このまま学校に行かないと将来まずいな」ってことは十分に承知しているんです。

でも、親には見捨てられたと思い込んでヤケになっちゃう。

親子ってこんなに難しいものなのかなぁ。



昨日、アンリカフェで、『街のリビング』についてANRI*PLUSのメンバーで話してる中で、

若き青年の言葉が、心に響きました。
(ある記事の引用です)


自分を省みる作業
若いときにこれをやると、たちまちエンドレスの自己嫌悪と自己告発になってしまう。
本人が誠実であればあるほど、うんざりするような自虐の文章が綴られる。


それじゃあ、若い子たちに本当の自分なんて気づきは邪魔なのかな?

いや、やっぱり必要だ。


エンドレスになる思考を、喋ってもらうことで(聴くことで)ストップして、

そして、
長所を伸ばして、欠点のもたらす現実的災厄を抑制するのが効果的である。」

とその記事にも書いてあった、↖︎これを実践してあげることが私の仕事だと思う。

街のリビングはそういうところを目指します











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