今年NHKでドラマ化されましたね。
ようやく原作を読みました。
良い本を読んだ!って思える本でした。
私は塾の学童で知育スタッフをしているので、塾の話として読み始めましたが、
いやいや、もっともっと奥の深い、
時代の流れ、塾の変遷、理想の教育とは、家族の関係などなど全部が絡まり合って、
それぞれの登場人物の心情もよく描かれてて、
読み応えありました。
理想の教育って何でしょうね?
時代によって変わるものなんでしょうか?
私は、塾での恵まれた教材で学ぶ子ども達と、
不登校で、塾にも通えず、勉強を教えてくれる人もいないという子ども達、
両方とも関わっていて、
痛切に思うのは、
基本、自ら「これを学びたい!」という姿勢で学ぶことが一番の身になる学習だということ。
どんなに整った環境で優れた教材に囲まれていても、
本人がやる気なかったらあまり意味がないような気がする。
知識は得ていくと思うけど。
自分の頭で考える
周りに流されず、
知識を生かすことが人生においては大切だと思う。
この本を読んで、ますます強く思ったのでありました。
私も、一郎君のようにガンバロ
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