探訪日 2017年5月4日
※数年前の画像になります。
前に紹介した秋田県横手市増田町の中七日町通りの続きです。明治~昭和初期に建てられた商家、家屋、内蔵が建ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区になっています。
その中でも個人的に一番興味があった白壁の建物の『旧村田薬局』 この日はG.W中(2017年)で観光客も多く、見学出来る商家の家主さん自ら呼び込みをしていました。 『古い地下の薬品庫もあるょ~』の言葉に吸い寄せられる様に中へ…(笑)
旧村田薬局 建築年代…明治30年代 江戸時代中頃、伊勢国より増田に移住し薬舗を開業、明治後期に現在の場所に。11代目まで続いた増田町最古の薬舗で、2003年まで現役で営業。↓店舗入口にあるショーケース内には古い年代の薬が所狭しと並んでいます。 ↓邑田の神薬、瓶タイプの目薬など…戦後のお薬。その昔、実際に販売されていた『コ○イン水』『ヒ○ポン錠』『セド○ン錠』等は無い様です…←私と同じ事を思った見学者が熱心に店主と話し込んでいました(^_^;) ↓PILOTインキの横にあるガラス製の古い吸引器。
↓薬の調合に使われていた器具 ↓斜めにデザインされた薬品棚はレトロで美しい…サトちゃんのソフビ人形も見えます。 ↓理科室の実験器具の様ですが、薬局備品です。
↓自家製剤「浄明散」(通販)の貼り紙。下段には氷嚢、ガーゼ、テープ、月中仙など未開封の箱も見えます。
↓カウンターの裏には当時の看板が飾られていました。
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薬品棚と古い看板。看板下には特約店、村田薬館と書いてあります。↓カウンター裏にも古いアンプルが飾られていました。シールには上『戦前~戦後昭和30年の注射液』下『内服用アンプル戦後~昭和30年~50年』と書いてあります。 ↓店舗部分の奥へ進むとガラス張りの調剤ブース。後ろの薬棚が気になりますが、外側からの見学… ↓木枠のガラスケースに入ったアンティークの天秤、分銅と巨大なメスシリンダーも見えます。
↓ブース内ガラス越しの撮影。『大学目薬』と『ほしとり目薬』の箱もありました。中の薬瓶は入っているのでしょうか… 気になる2階、百味箪笥と薬品展示場は次回へ続く…
探訪日 2017年5月4日