遊女~asobime~色街道中探訪記

遊廓、赤線、青線があった場所、古い温泉街や町並み、看板建築、古い旅館や旧遊廓などの建物内も画像付きで紹介しています。

山形県最上郡「喜至楼」

2013-05-26 04:28:49 | 日記
山形県最上郡、瀬見温泉にある「喜至楼」は、明治、大正、昭和の建物が混在する古い旅館です。
館内は男女別内湯各1、混浴内湯3、宿泊者専用男女別内湯各1、貸切内湯2…と数多くの湯船があります。
本館玄関は明治元年、別館は大正元年に建てられた4階建ての楼閣建築で、創業は江戸末期に遡るとか…

こちらが本館

本館1階部分は温泉、2階と3階部分は客室になっています。

本館裏側。

すぐ横に、足湯と神社があります。

こちらが別館。

本館玄関、正面から

ロビー

ロビー内側から

扇形の窓

ロビー右側

ロビー左側

本館1階の廊下

廊下横の展示スペース

階段の横に並べられた古い火鉢…昔、各部屋で使われていたものでしょうか?

階段

古い錠前を発見

こちらが今回宿泊した和室。
3階の角部屋…やはり角部屋は何かあるのか(苦笑)、旅の疲れからか、一晩中何回も金縛りになり、熟睡できませんでした…が、風通し日当たりも良く眺めのいい快適?な部屋でした;^_^)

宿泊した角部屋のすぐ横にある、ちょっとした洗面所。

部屋と部屋の間に謎のスペース…「市外電話」と書かれた貼り紙が…昔、電話機があったと思いますが、上の「ウサギ」と「カメ」…?私の想像ですが、昔話の「うさぎとカメ」の歌「もしもしかめよ…」繋がりで電話機?でしょうか…(爆)

4階?屋根裏もお部屋になっているのでしょうか?「菊の間」の透かし彫りのある階段…残念ながら、この先は閉鎖中…

狭い階段と廊下が入り組んだ館内、迷いながらウロウロ探索していると、湯治客用の炊事場を発見。

狭い廊下と階段…

昔使われていた鬼瓦でしょうか?

大きな丸窓と温泉の効能書き

浴室横にある共同洗面所

タイル張りのレトロな造り

後ろのブロック硝子。

ローマ式千人風呂

本館玄関の横に見えたのは、千人風呂の上の丸窓だった様です。

千人風呂の壁にあるタイル画

脱衣所のロッカー上には温泉マークと金太郎…そして、謎のキューピーちゃん(笑)

夜の喜至楼…本館

夜の喜至楼…別館

夜の喜至楼…本館横

部屋から見えた温泉街全体

オマケ…看板犬と妹(^^;)


撮影日2012/09/16
山形県最上郡最上町 瀬見温泉「喜至楼」