遊女~asobime~色街道中探訪記

遊廓、赤線、青線があった場所、古い温泉街や町並み、看板建築、古い旅館や旧遊廓などの建物内も画像付きで紹介しています。

秋田県の遊廓に泊まる「錦字楼」②

2017-10-17 23:11:01 | 日記
前回の錦字楼(錦旅館)からの続きです。
翌朝、女将さんの許可を得て、昭和30年代に増築された客室を見せてもらぃました。
一階の廊下。
二階の客室へ続く階段。上手く撮れなかったので上から撮影(>_<)、
階段を登るとすぐに見える客室の入口。
工事関係の方が、長期で利用しているので、不在中に女将さんの許可を得て撮影。
こちらの一番奥の部屋、昔は床の間から襖部分が廊下になっていて、各部屋に繋がっていたらしぃです。船底天井になっています。
奥から二番目の部屋。
奥から三番目の部屋。
手前の部屋は現在使われてなぃ様です。
一階のロビーの横にある木の襖に描かれた虎。
虎の襖の隣にある、仏間兼リビンクに使われているお部屋も見せていただきました。すみません、失礼します…
レトロなスイッチ
玄関横にあるロビー。奥の方に虎の襖が見えます。

「今日は長期のお客さんが夕食は外で済ませるみたぃだから、時間もあるし、本(秋田県の遊廓跡を歩く)で紹介された昔の写真と大福帳、良かったら見る?」と女将さん。

私「えぇっ、いぃんですかぁ」Σ( ̄□ ̄;)
ありがとぅござぃます…

錦字楼(錦旅館)の歴史と大福帳&昔の酌婦さん&芸妓さん達の写真は後ほど…





秋田県の遊廓に泊まる「錦字楼」

2017-10-14 21:38:00 | 日記
今回は「秋田県の遊廓跡を歩く」色街調査紀行を基に、由利本荘市矢島(田中町)にある元妓楼の錦字楼(現在は錦旅館さん)に私も泊まってみる事にしました。

コの字型の妓楼建築です。
旅館全景。
唐破風屋根の玄関で二階部分が大広間です。
格子天井の玄関
中に入るとすぐ円柱の様な形の受付カウンターがあります。左下は看板犬のチャチャ
気さくな感じの女将さんが出迎えてくれました(*^^*)
玄関の左横にある丸窓。
旅館を横から撮影。二階にも丸窓を発見。
夜の錦旅館。

画像はありませんが、夕食はボリューム満点で美味しかったです(*^^*)

翌朝、女将さんに案内され2階のお座敷へ…とても広いです!
この二階部分は大正の終わりから昭和の初め頃に増築したそうです。
天井のレトロなシーリングファンは、まだ現役で動くそうです。
よく見ると「national製」
お座敷横の廊下の先に丸窓があります。
二階の撮影中、看板犬のチャチャがずっと私の動きを監視していました(笑)確かに怪しぃ客ですょね…
床の間の螺鈿細工の花台
この陶器の置物、よく見ると下の写真にも写っています。昭和初期頃でしょうか…

※次回は、錦字楼「錦旅館」の左側の昭和30年代に増築された客室を載せる予定です。