最近、仕事の忙しさにかまけて、ブログの更新が滞っていました。所謂「失踪」というヤツでしょうか。
今、仕事は悪い意味でヒマになったので、将棋の勉強をする余裕ができました。
原因は詳しくは言えませんが(身バレすると困るので)、もっと早めにマックス・ウェーバー[1]を読んでおけば良かったかなと。
「日本人は同質的だ」と時々言われますが、私の個人的見解としては、各人の考え方や価値観はむしろ多様だとみています。
実際は多様なのに、「みんな同じだ」と思い込みたいのが本音ではないでしょうか。誰も、仲間外れにされたくないですからね。
自身を振り返ってみると、技術的な問題にばかり気を取られてしまい、上記についての配慮が欠けていたと認めざるを得ません。
仕事の愚痴はここまでにして、本題に入ります。
先日、オンライン指導対局を申し込んだところ、対局環境として「81道場」を指定されました。
早速アカウントを作成し、テストを兼ねたレーティング対局をしたところ、感想戦を重視した面白い設計だと感心しました。
そういう訳で、オンライン対局の主戦場はこちらへ変えることにしました。リンクは下記です。
【81道場】http://81dojo.com/jp
「道場」の名が付いている通り、現実の将棋道場の利点をオンライン上で再現するという設計意図を感じます。
・秒読み有り(切れ負けは指し手が乱れ易く、感想戦に不向き)
・感想戦志向度を設定でき、対局開始時に自動で相手に通知される。(事前に分かれば、対局後に声をかける/かけないを決めやすい)
・感想戦でのボイスチャット機能やマーカー機能など、珍しいながらも便利な機能がある。
・二歩や打ち歩詰めなどの操作をすると、即、反則負け(リアルでも同様ですから)。
・オンライン指導用のサーバは、自由対局のそれとは別に用意されている(その方が集中できますね)。
ここ一年はリアル道場ばかりで指していて、オンライン対局はさっぱりでしたが、これなら自分も楽しく取り組めそうです。
それではまた。
【参考文献】
[1]マックス・ウェーバー著、大塚久雄訳、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、岩波文庫
[2]三枝匡、「V字回復の経営」、p.29、日経ビジネス人文庫