サイクルチェンジャー

2017-10-05 12:53:25 | 音楽
ハモンド・オルガン『P100』。

仕事では全く使っていなくて、趣味の範疇のオルガン。

数ヶ月前から、モーターから異音が出て全鍵盤の音程が、半音3つ分ほど上がってしまい、全体の音量もガクッと下がってしまっていた...。

久々にオイルをさそうと背面をオープン。
オイルをさして、暫く通電したら、音量が通常レベルに戻った。

だが、音程が半音3つ分ほど高いのは直っていない...。

通常、モーターの音はもっと静かで、回転数も少ないとないと思う。
回転数が多くなったが故に、音程が上がっている気がする。

電源の昇圧器は壊れていないと思う。


暫く考えたのだが...。

家庭用電源、関西は60Hz、関東は50Hz。

因みに、ハモンド・オルガンは60Hzで通常の音程になる様にチューニングされているとの事。
50Hzの場所に持っていくと、約半音3つ分、音程が下がるらしい。

...であれば、『P100』も関東に置いていた時は約半音3つ分下がっていないとおかしい。
しかし、関東に置いていた時はチューニングは問題無かった。
改造の跡も無いので、50Hz用に改造やチューニングをされたとは思えない。


更に色々考えて、謎が解けたかも...。

大半のハモンドはアメリカ製。
私の『P100』は、アメリカ製でもイギリス製でもなく、ドイツ製。

関東の電源の50Hzはドイツの仕様から来ているから、うちの『P100』は、そもそも関東でちょうど良い音程で鳴っていて、関西に移動させた事で60Hzとなり、約半音3つ分上がってしまった...、と言う事かもしれない。

しかし、暫くの間は普通の音程で鳴っていたはず...。
そこが解せない...。
気のせいかな...?

電源を60Hzから50Hzに変換できれば、正常な音程に戻るかもしれない。

サイクルチェンジャーを試す価値は有りそうだな。

だが、サイクルチェンジャーってめちゃくちゃ高いっぽい...。
60Hzを50Hzに変換するだけ...、と思うが、かなり面倒な事らしい...。

いや〜、参ったなぁ...(´Д`;)









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