本能的に相手を攻撃する(してしまう)
そして
そこには快楽が伴う
己が否定される前に
ことさらに 過剰に 攻撃する
この構図は時折見受けられる
歴史の中にも
僕らの些末な日常の中にも
文化 主義主張の異なるもの
色 形状の異質なもの
突出し優れた しかし正体のわからぬもの
それらへの恐怖 拒絶反応 生理的嫌悪
それが人を 攻撃 暴力に衝き動かしている
共存の道を様々な人が求め 模索し
一部成功さえしていると言うのに
歴史において壮絶な暴力にノタウチマワってきたのにもかかわらず
上に書いたようなことは多くの人が承知しているであろうにもかかわらず
オツムが良くて 高学歴にもかかわらず
富も名声も得 社会的成功をおさめているにもかかわらず
恥ずかしげもなく
みっともなく取り乱し
完膚なきまでに 異なるものを叩きのめす
そして舌なめずりしつつ
それを拍手喝采する一部の傍観者
快楽…
これが集団ヒステリーにつながる時
戦争が起きる
それがオソロシイ
簡単につながる
僕はそんな気がしてならない
「更地」の稽古をしていると
細胞に刻み込まれた衝動と対峙する場面が幾度となくでてくる
食欲 死への恐怖
性欲 攻撃本能
曰く
『その促しは ニンゲンのカラダを構成するすべての細胞の内にあった そうして 数万年前の記憶が今尚ニンゲンを衝き動かし続けているのである』
【語り 配信中】
珠玉の短編 声と音 想像力が織り成す豊かな物語を是非
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