評価:★★★【3点】
シボレー・ノマドで全米横断するロードムービーじゃないのね。
◆
ネバダ州の企業城下町に暮らしていた60代女性ファーン。
リーマンショックの影響で長年住み慣れた我が家を失った彼女は、
亡き夫との思い出を詰め込んだキャンピングカーでの車上生活を始める。
アマゾンの集配センターで短期バイトの職を得たファーンは、
そこでリンダという女性と知り合う。
彼女も車上生活を送る現代のノマドの一人で、
ファーンはアリゾナの砂漠で行われるノマドの集会に誘われるのだったが…。
<allcinema>
◆
ノマド(遊牧民)の方だったのね。
シボレー・ノマドが登場する映画なら、あの美しい車を見るだけで
十分満足できたはずだが、それがないのは残念だ。
アメリカで企業を退職したご老人方の車上生活者の多いこと。
これも壮大な土地を持つアメリカならではの文化だろう。
ワタシも、もしできることならこういう生活を一度はしたい。
なんのしがらみもなく、自分の今のことだけを考えて
ホームレス(映画ではハウスレスと言っていた)もそう悪くない。
今回、この映画がアカデミー賞に6部門もノミネートされたとあって
かなり期待値が上がっての鑑賞だったが
単細胞で思考能力に欠けたワタシは、淡々と進む内容に
ただただ、睡魔との戦いで終始した感じでしたよ。
◆
【今週のツッコミ】
・これって普通に遊牧民も多数参加しているので
テレビのドキュメンタリー番組なんかで密着取材するレベルで
ワタシはいいと思うけど。
・柔らかく暖かいベッドには馴染めず車中泊に戻る主人公。
結局、人は自分に合った環境こそ癒されるものなんだ。
・ファーンの冒頭のおしっこシーンはある意味衝撃的。
振って終わりなの(←よしなさいって)
・昭和のおばあちゃんは畑にまたいで立ちションでした。
・登場人物らが豪華キャンピングカーを見に行くシーンは
この作品で唯一身を乗り出した部分だった。
・クラスAの大型バスともなるとスライドアウト(側面移動)し
横幅がぐんと広くなり、室内はまるで豪邸さながら。
日本の一般庶民でいる限り、さすがに場所的にも金銭的にも困難だ。
・情緒があっても感動できず、彼女らに共感できなければ
この映画を優秀な作品と認めることは難しい。
・本作品と同じくアカデミー賞6部門にノミネートされている
『ミナリ』の方がまだ見どころはあるように思えたがオスカーは。。。
---------------------------------------------------------------------------------------------
監督:クロエ・ジャオ
脚本:クロエ・ジャオ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
出演:フランシス・マクドーマンド
『ノマドランド』
シボレー・ノマドで全米横断するロードムービーじゃないのね。
◆
ネバダ州の企業城下町に暮らしていた60代女性ファーン。
リーマンショックの影響で長年住み慣れた我が家を失った彼女は、
亡き夫との思い出を詰め込んだキャンピングカーでの車上生活を始める。
アマゾンの集配センターで短期バイトの職を得たファーンは、
そこでリンダという女性と知り合う。
彼女も車上生活を送る現代のノマドの一人で、
ファーンはアリゾナの砂漠で行われるノマドの集会に誘われるのだったが…。
<allcinema>
◆
ノマド(遊牧民)の方だったのね。
シボレー・ノマドが登場する映画なら、あの美しい車を見るだけで
十分満足できたはずだが、それがないのは残念だ。
アメリカで企業を退職したご老人方の車上生活者の多いこと。
これも壮大な土地を持つアメリカならではの文化だろう。
ワタシも、もしできることならこういう生活を一度はしたい。
なんのしがらみもなく、自分の今のことだけを考えて
ホームレス(映画ではハウスレスと言っていた)もそう悪くない。
今回、この映画がアカデミー賞に6部門もノミネートされたとあって
かなり期待値が上がっての鑑賞だったが
単細胞で思考能力に欠けたワタシは、淡々と進む内容に
ただただ、睡魔との戦いで終始した感じでしたよ。
◆
【今週のツッコミ】
・これって普通に遊牧民も多数参加しているので
テレビのドキュメンタリー番組なんかで密着取材するレベルで
ワタシはいいと思うけど。
・柔らかく暖かいベッドには馴染めず車中泊に戻る主人公。
結局、人は自分に合った環境こそ癒されるものなんだ。
・ファーンの冒頭のおしっこシーンはある意味衝撃的。
振って終わりなの(←よしなさいって)
・昭和のおばあちゃんは畑にまたいで立ちションでした。
・登場人物らが豪華キャンピングカーを見に行くシーンは
この作品で唯一身を乗り出した部分だった。
・クラスAの大型バスともなるとスライドアウト(側面移動)し
横幅がぐんと広くなり、室内はまるで豪邸さながら。
日本の一般庶民でいる限り、さすがに場所的にも金銭的にも困難だ。
・情緒があっても感動できず、彼女らに共感できなければ
この映画を優秀な作品と認めることは難しい。
・本作品と同じくアカデミー賞6部門にノミネートされている
『ミナリ』の方がまだ見どころはあるように思えたがオスカーは。。。
---------------------------------------------------------------------------------------------
監督:クロエ・ジャオ
脚本:クロエ・ジャオ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
出演:フランシス・マクドーマンド
『ノマドランド』
mariyonさんの場所は地方のワタシからすれば聖地ですよ。
茅ケ崎いいな~
本作はリアルな感覚はダイレクトに伝ってきましたが、ドラマ視点からすれば起伏もなく淡々と進んでいきましたから飽きました(笑)
NHKスペシャルなんかで十分な気がしましたよ。
「ジェントルマン」は大人のセリフで笑わせてくれます。
邦画ばかり観て、そのあとがフランス映画だったもんで、久々のアメリカ映画というだけでも、よかったです(モンハンはセリフが・・・)。
とにかく、あの広大な映像、TVのドキュメンタリーだと映像に感動はできないんですが、本人たちがあれだけ参加しているので、たしかに、ドキュメンタリーでもよかったかも。
次は、お勧めのジェントルマン観てきます。
やっぱり選考委員はこういう社会派を好むんですかね~
実はワタシ、車中泊が好きなんでノマド的生活には憧れるものの、それが永遠にとなると話は別(笑)
ここなつさん同様にワタシもバカンスレベルでやめておきます。
アカデミー賞、獲りましたねぇ。
しみじみとした作品でしたが、itukaさんが睡魔に襲われる気持ちも判らなくはない。でもまあそこが私には心地よかったのですが。
ノマド的な生き方には憧れつつ、寒いのと大雨は嫌でそんな時はお部屋の中に居たい私です。
でもそれって単にバカンス好きということなのかも…。
そうせざるを得ない状態じゃなく、そうしたいですからね。
生活用のバンとギリギリの収入さえあれば、いつでも飛び出す勇気に驚きました。
日本でこれをしようものなら、迷惑駐車なんかで通報されそうですが
土地の広いアメリカだからこそ可能なんでしょうね。
フランシス・マクドーマンドの自然な演技はもはや神がかり的ですよね。
>花束抱えたスーツ姿のクールな男性
1956年型のシボレー・ノマドから降りるカジュアルスーツのクールな男性の片手に花束だなんて
どこかの腕時計のCM(モノクロ画像)に使いたい構図ですね(←おい)
私はかなり心に刺さってしまいました。
彼らが、実はノマドの生き方を自ら選択しているということに少なからず驚かされました。
でも続けるにはもの凄く覚悟が要る(特に女性には)生き方でしょうね。
フランシス・マクドーマンドのまさに体当たりのシーン(お腹壊したとこも^^;)たちもリアル過ぎて。
シボレー・ノマド、ネットで見ました~。
花束抱えたスーツ姿のクールな男性が出てくるのが似合いそうなカッコいいクラシックカーですね~!(*^-^*)
シボレー・ノマドという名車が真っ先に思い浮かんだのでレビューの際、チョット横道に逸れてしまいました。
全体的に淡々と進んでいくので遊牧民の実態を知るだけで終わった感じです。
起伏のないストーリーをただただ眺めているだけなのでテレビ番組で十分なのでは?でしたよ^^;
景色だけはよかったです。
PCからはコメントできないのでi Phoneで👍
車好きのitukaさんならノマドいけそうですかね?
この映画は人によって感情移入が難しいです。
わたし的にはドキュメントでも良かったと思います。
でもアメリカの雄大な大地は素晴らしかったです!