
評価:★★★【3点】
失恋したら戦地へ行こう!
このフレーズ、なんとなくわかるような気がする。
そこで英雄にでもなって、元彼女なんかを見返してやる!みたいな。
今回のユアンも、またまたいじめられキャラまっしぐら!?
まわりの男たちに揉まれ、ひとりベッドの上で涙する
そんな可愛いキャラが定着したかのようで
これはこれで、ユアンにしか演じられない貴重な財産なのかと。
◇
2003年。崖っぷちのローカル新聞記者ボブは、
開戦間もないイラク戦争の取材を敢行すべくクウェートへ向かう。
そしてひょんなことから、かつて耳にした米陸軍極秘部隊の
優秀なエスパー兵士リン・キャシディと出会い、彼の旅に同行することに。
やがて自らジェダイ戦士を名乗るリンは、ボブに超能力部隊をめぐる
驚愕の顛末を語り始める。
ベトナム帰りの軍人ビルがニューエイジ思想の影響の下に創立した
超能力部隊“新地球軍”では、“ラブ&ピース”の精神で
戦争を終わらせるべく、奇想天外な超能力の研究開発に取り組んでいく。
だがやがて、部隊内部での対立がエスカレート、
リンとビルは相前後して隊を離れることになるのだが…。
<aiicinema>
◇
う~ん!これは微妙だ!
奇想天外な発想から生まれた、この超能力部隊の活躍が
イラク軍相手に見られると思ったら、これがまったくそうではなく
全編を通して、怪しい親父たちの生い立ちに延々と付き合わされていく。
元はベトナム戦争で“天の声”を聴いたというビル・ジャンゴが
その後に於いて独自の解釈から創立した愛と平和の“新地球軍”という
ジェダイの戦士と命名されたこれってほんとうに実話かよ!てな感じで
怪しさ満載のシニカルなブラック映画です。
台詞の難易度がけっこう高い作品なので、途中で疲れること必須(爆)
オスカー俳優の3人に揉みくちゃにされながらも
妻の浮気に対する小さな復讐心から、特ダネのためにガマンするユアン。
本作は己の超能力を開発するために特訓するシーンなどが
バカっぽくて苦笑いの連続ですが、ユアンの子犬っぽいキャラのお陰で
なんとか視聴に耐えられたかなという印象です。
胡散臭いことを真剣になって取り組む大人たちの哀愁と
それに感化されていく、か細いユアンを楽しめるかどうかが分かれ道^^;
追記)
・ジェフ・ブリッジス演じるビル・ジャンゴが“新地球軍”の創始者って
見た目は殆ど、70年代のヒッピーそのものなんでしょうか。
実際にイラク戦争で、どのくらいの期間で存続していたのか気になる。
・映画の大半はユアンとジョージのロード・ムービーですが
一応その旅はジョージに言わせると、ある任務らしい(爆)
・この部隊そのものは非公式であったらしい。
・ケヴィン演じるラリーは新地球軍の同じ訓練兵のクルーニーに先を越され
嫉妬でダークサイドに落ちた人物を、イメージ通りのキャラで悠々自適に
演じてくれてます。
・アメリカ軍には『スターウォーズ』のファンが大勢いることを知った。
・ふたつの警備会社同士の銃撃戦が唯一のアクションシーンだった気がする。
・本作の後、次の劇場(ゴールド)の『特攻野郎~』をめざす!
地下鉄でひと駅とはいえ、上映開始までたったの35分!焦りそうであるが
そこは前回の教訓から、余裕であることが判明してるので
エンドクレジットまでしっかり観ても、足早に駅に行けばOKです。
通常なら、映画の後はテラスで一服するのがワタシの習慣です。
--------------------------------------------------------------
監督:グラント・ヘスロヴ
脚本:ピーター・ストローハン
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ロルフ・ケント
出演:ジョージ・クルーニー/ユアン・マクレガー/ジェフ・ブリッジス/
ケヴィン・スペイシー/スティーヴン・ラング/ロバート・パトリック/
『ヤギと男と男と壁と』
失恋したら戦地へ行こう!
このフレーズ、なんとなくわかるような気がする。
そこで英雄にでもなって、元彼女なんかを見返してやる!みたいな。
今回のユアンも、またまたいじめられキャラまっしぐら!?
まわりの男たちに揉まれ、ひとりベッドの上で涙する
そんな可愛いキャラが定着したかのようで
これはこれで、ユアンにしか演じられない貴重な財産なのかと。
◇
2003年。崖っぷちのローカル新聞記者ボブは、
開戦間もないイラク戦争の取材を敢行すべくクウェートへ向かう。
そしてひょんなことから、かつて耳にした米陸軍極秘部隊の
優秀なエスパー兵士リン・キャシディと出会い、彼の旅に同行することに。
やがて自らジェダイ戦士を名乗るリンは、ボブに超能力部隊をめぐる
驚愕の顛末を語り始める。
ベトナム帰りの軍人ビルがニューエイジ思想の影響の下に創立した
超能力部隊“新地球軍”では、“ラブ&ピース”の精神で
戦争を終わらせるべく、奇想天外な超能力の研究開発に取り組んでいく。
だがやがて、部隊内部での対立がエスカレート、
リンとビルは相前後して隊を離れることになるのだが…。
<aiicinema>
◇
う~ん!これは微妙だ!
奇想天外な発想から生まれた、この超能力部隊の活躍が
イラク軍相手に見られると思ったら、これがまったくそうではなく
全編を通して、怪しい親父たちの生い立ちに延々と付き合わされていく。
元はベトナム戦争で“天の声”を聴いたというビル・ジャンゴが
その後に於いて独自の解釈から創立した愛と平和の“新地球軍”という
ジェダイの戦士と命名されたこれってほんとうに実話かよ!てな感じで
怪しさ満載のシニカルなブラック映画です。
台詞の難易度がけっこう高い作品なので、途中で疲れること必須(爆)
オスカー俳優の3人に揉みくちゃにされながらも
妻の浮気に対する小さな復讐心から、特ダネのためにガマンするユアン。
本作は己の超能力を開発するために特訓するシーンなどが
バカっぽくて苦笑いの連続ですが、ユアンの子犬っぽいキャラのお陰で
なんとか視聴に耐えられたかなという印象です。
胡散臭いことを真剣になって取り組む大人たちの哀愁と
それに感化されていく、か細いユアンを楽しめるかどうかが分かれ道^^;
追記)
・ジェフ・ブリッジス演じるビル・ジャンゴが“新地球軍”の創始者って
見た目は殆ど、70年代のヒッピーそのものなんでしょうか。
実際にイラク戦争で、どのくらいの期間で存続していたのか気になる。
・映画の大半はユアンとジョージのロード・ムービーですが
一応その旅はジョージに言わせると、ある任務らしい(爆)
・この部隊そのものは非公式であったらしい。
・ケヴィン演じるラリーは新地球軍の同じ訓練兵のクルーニーに先を越され
嫉妬でダークサイドに落ちた人物を、イメージ通りのキャラで悠々自適に
演じてくれてます。
・アメリカ軍には『スターウォーズ』のファンが大勢いることを知った。
・ふたつの警備会社同士の銃撃戦が唯一のアクションシーンだった気がする。
・本作の後、次の劇場(ゴールド)の『特攻野郎~』をめざす!
地下鉄でひと駅とはいえ、上映開始までたったの35分!焦りそうであるが
そこは前回の教訓から、余裕であることが判明してるので
エンドクレジットまでしっかり観ても、足早に駅に行けばOKです。
通常なら、映画の後はテラスで一服するのがワタシの習慣です。
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監督:グラント・ヘスロヴ
脚本:ピーター・ストローハン
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ロルフ・ケント
出演:ジョージ・クルーニー/ユアン・マクレガー/ジェフ・ブリッジス/
ケヴィン・スペイシー/スティーヴン・ラング/ロバート・パトリック/
『ヤギと男と男と壁と』
サワリだけ拝読しましたが、
本作っていわゆる「チャーリー・カウフマン系」なのでしょうかねぇ(アタマの中でこねくり系)。
どうもワタシは「信憑性に疑問の残る」作品ってのが、苦手と言うかキライなようで・・(作品自体が虚構なのはむろんアリにせよ)
近年って、その手のが増えて来て
・・正直、困ってます(=^_^=)
さすがにチャーリー・カウフマンのような迷路に放り込まれたような映画ではないです^^;
『マルコヴィッチの穴』とか不思議ワールド全開でしたよね。
この映画はマルコヴィッチ繋がりでいえば『バーン・アフター~』な印象ですかね^^;
どいつもこいつも詐欺師みたいで、そこで翻弄されるキュートなユアンってところでしょうか(笑)
>近年って、その手のが増えて来て
>・・正直、困ってます(=^_^=)
とくにクルーニーの映画に多いような気がします。
中東とクルーニーってワタシ的に相性悪いです>┼○ バタッ
私も観ました!(^^)
中盤ちょっとダレたものの、ラストは何やら爽快感も味わえました。
クルーニーとジャンゴの去り方がシブかったです。最後のクルーニーの表情にはぐっと来ました。
ご掲載の写真(私も拙ブログのトップでこの写真を使いましたが)、本作を観るまで真ん中に人が一人倒れてるのに全く気付きませんでしたぁ。^_^;
各シーンで笑いのネタを詰め込んでウケようとする製作者の思惑に引いてしまいました。
ワタシの前に座った30代のお兄さんは、最初から抱腹絶倒ってくらいウケまくってました。
でもさすがに中盤辺りは、静かになってましたけど^^;
『スターウォーズ』を真剣に観たことないので
重要な台詞にも・・・(゜。゜)ぽか~~ん
クルー二ーの映画は、最後の表情で決めることが多いですよね^^
>本作を観るまで真ん中に人が一人倒れてるのに全く
これは、まったく同じでした!(笑)
それまでは手を挙げてるふたりの表情ばかり見ていて
真ん中には岩があるものだと思い込んでいましたから^^;
お昼のセレブ定食(だったかな?)も995円!
美味しかったでーす!
お勧め♪
だから何?みたいな映画でしたが、わたしは小バカにしたようなすっとぼけ感が結構楽しめました。
ほんと、ユアンって、振り回されイジられキャラですよね(苦笑)
まさか、名古屋親子丼だったりして^^
にしても、ココの高級飲食店でのランチも
ほぼ、庶民的なお値段になってたんですね。
これは是非とも入ってみたいかも~(笑)
セレブ定食!これってほんとにセレブ定食なのね!大受けよ(爆)
千原ジュニアってCSチャンネルでの映画関係の番組持ってるらしくて
そこでの企画に飛び入り参加したらしいです。
配給会社内の邦題会議という場に緊張の面持ちで複数の候補を披露したとか^^
いいよね~!功績(ヒットするしないは別として)として後に残っていきますもんね^^;